まんがでわかる 人生を成功に導く「しくじり」のススメ
書籍内容
失敗に向き合う勇気をもてば人生が好転する!
失敗を極端に恐れる新人医師 清川あやかに対し、
脳外科医 郭樟吾が説くのは、
「ちょっとした失敗」を受け入れること
勉強、スポーツ、仕事……どんな場面でも、誰にとっても失敗はしたくないものです。
しかし、いままでに一度も失敗したことがないという人は、おそらくいないと思います。
人生において、失敗は必ずついてくると言っても過言ではありません。
著者はこれまで約20年間、脳外科医として多くの患者を診て、
現在は病院の副院長として脳全般に関わる治療や病院経営に携わっています。
若い頃から多くの失敗を経験してきたなかで導き出したのは、
「失敗に向き合う勇気をもてば人生が好転する」ということだといいます。
では、失敗とどう向き合うべきかというと、日頃から「ちょっとした失敗」の経験を
正面から受け止め、そこから学ぶべきだというのが著者の主張です。
この「ちょっとした失敗」を「しくじり」と呼び、しくじりの大切さを説いています。
この本では、しくじりとどのように向き合えばよいのか、しくじりからどう学べばよいのか
をまんがでわかりやすく紹介していきます。
新人医師、清川あやかが脳外科医、郭樟吾に導かれて成長していく姿に、
人生を成功に導くヒントが詰まっています。
目次
プロローグ
第1章 してもいい失敗と、してはいけない失敗
【解説】
・失敗には、「してもいい失敗」と「してはいけない失敗」がある
・しくじりから得られるもの① しくじりから「失敗を防ぐ方法」を学ぶ
・できるだけ早く失敗しておこう
・しくじりから得られるもの② 自分自身と向き合う時間
・しくじりから得られるもの③ 自分なりの必勝パターン
・「これは失敗ではない。次の成功のもとだ」と考えてみよう
・なぜ僕たちは失敗を恐れるのか① 日本人は失敗に対する恐怖心が強い
・なぜ僕たちは失敗を恐れるのかれるのか② 失敗への恐れを助長する社会情勢
・失敗から逃げていると、挑戦することがますます怖くなる
・修練すべき時に修練できないことは、大きな損失
第2章 逆風が教えてくれる人間関係の大切さ
【解説】
・新しい手術法で反発を招き、休職へ…… 僕が失敗から学んだ大事な教訓
・正しさだけでは、人に受け入れられない
・どんなことでも、一人でできることは限られている
・「自分を理解しない周りが悪い」は通用しない
・「ノー」と言われた時こそ、成長するチャンスかもしれない
・落ち込んでいるときには考え過ぎず、いったん落ち着こう
・「なかったこと」にしたら、 しくじりからは学べない
・周りは意外と頑張っている姿を見ている
・信頼できる友人や仲間をつくる
第3章 しくじりを活かし、ゴールを決める
【解説】
・失敗で培われる「レジリエンス」とは?
・レジリエンスを鍛える3つの方法① しくじりを活かす
・レジリエンスを鍛える3つの方法② 失敗への恐怖から自由になる
・レジリエンスを鍛える3つの方法③ 大きな失敗を防ぐ
・神は乗り越えられる試練しか与えない
第4章失敗を通じて人間関係を深める
【解説】
・誰かが失敗したときには、犯人探しよりも原因探しを
・そもそも、失敗の原因は一つとは限らない
・失敗が隠ぺい蔽されると、いつかとんでもない大失敗につながることも
・失敗したときに「言い訳」できる環境をつくる
・感情と理性をうまく使い分けて、相手を導く
・失敗は誰にでも起こり得るもの。この世に「絶対に安全なもの」などない
・しくじりを経験してきた人ほど、失敗した人の気持ちがわかる
・AIにできない仕事をしよう
・果敢に挑戦し、しくじりの経験を乗り越えて成長しよう
・失敗こそ、成長の糧になる
エピローグ