文・理を融合してリーダーを育てる「STEAM教育」

川村一彦[著]

2022.09.20

1646.7円(税込)

幻冬舎

単行本

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書籍内容

科学(Science)
技術(Technology)
工学(Engineering)
アート(Art)
数学(Mathematics)

それぞれの分野を横断した学習により
リーダーに必要な多面的に考える力を身につける。
課題解決型の学習「STEAM教育」とは

真のリーダーの共通点とは、自分の得意分野だけでなく幅広い視野で
総合的に思考・判断し、表現する力が備わっていることです。
しかしながらこのような力をもっている日本人は多くありません。
その原因は、早い段階から文系・理系を分け、
幅広く知識を得る機会を奪う日本の教育にあると考えられます。
そこで文理融合のために必要になってくるのが、
シリコンバレー発の教育理念・STEAM教育なのです。
本書では、STEAM教育がリーダー育成においていかに有益であるか、
家庭教育や日本の教育制度にどのように応用できるのかを述べます。
文理問わず知識を身につけることの重要性を深く理解できる一冊です。

目次

はじめに

第1章 リーダー不在国家・日本
日本はいつからリーダー不在になったのか
世界をリードするのはどんな人間か
活躍する人は日本から海外へ流出している
そもそも「リーダーシップとは何か」が分かっていない日本人教育と研究の衰退が国力の衰退を招いている
プラットフォームの時代に、さらに日本の存在感が薄れている
ただ「勉強ができる」だけのリーダーの限界

第2章 文系・理系の偏重教育がリーダー創出を阻む
日本の教育制度が犠牲にしている才能がある
小さいうちから受験競争にさらすことへの危惧
「総合的な学習の時間」はもっと評価されていい
受験勉強一辺倒を見直すときが来た
文系・理系を選ぶことに意味はあるのか
日本以外は科学をベースに学問領域が分かれる
今ある職業の半数は10年内に消滅する可能性がある
IT時代AI時代に不可欠なITリテラシー
文系出身でもITに強い人が生き残れる
日本の深刻なITエンジニア不足
テクノロジーに使われるのでなく、主体的にテクノロジーを使っていく
文理を分けないリベラルアーツの重要性
Society 5.0の到来に向けて今求められる人材像
リーダーとは成し遂げたことの大小にかかわらず「周りに良い影響を与える人」のこと
子どもの成長段階ごとの指針はどう考えられているか

第3章 文系脳・理系脳を同時に養う
シリコンバレー発「STEAM教育」とは
シリコンバレー発のSTEAM教育とは
最新の学習指導要領にもSTEAMが採用されている
文部科学省は教育の大変革を号令しているが……
理数教育の強化が急務の課題
π型人材、T型人材はなぜ古いのか
STEAMのA(アート)とは何を意味するのか
5つの領域を学ぶことでシナジー効果が生まれる
課題を発見し自ら問いを生み出すことがすべての起点
理系脳の人が文系脳を養う方法
文系脳の人が理系脳を養う方法
知的好奇心は人間を若返らせる
ショートストーリーづくりに励むのも良い訓練
科学の最先端が私に教えてくれたこと

第4章 世界で活躍するリーダーを育てるために――
「STEAM教育」を家庭での教育、
日本の教育制度に応用する
幼児や小学生にSTEAM教育は活かされ始めている
子どもの「なぜ?」に向き合うことに手を抜かない
親にも多様なものの見方が大事
「好き」から才能は伸びる
何よりも小さいときの倫理教育が人格形成には必要
遊びが好奇心を刺激して、上質の経験ができるようになる
幼児教育の基本的なメソッドとは
子どもにいちばん与えてほしいのは機会と教材
人と交われない若者が増えてしまっている
アメリカ教育界では今「4C」がトレンドに
「未来の教室」プロジェクトが問いかけるもの
さまざまな実証実験が行われている
「未来の教室」を経験した教師たちの考えが変わった
子どもが中学生になったら常識のことなど忘れよう

第5章 文系脳・理系脳を同時に養う教育が
日本の未来を切り拓く
何でも治せる外科医『ベン・ケーシー』が憧れだった
寝る間を惜しんで医学の勉強をした
院長職のストレスからうつ病で入院、そして復活
赤字病院の経営者になってしまい立て直しに奔走
これからの医師は「専門性をもった総合医」を目指すべき
医療機関は「社会的共通資本」として正義を行う使命がある
見聞を広げるためには広い世界を見に行くのがいちばん
引退後は知的欲求の赴くままに
子どもたちにSTEAM教育を。そしてリーダーシップを育もう
なぜを解決していくうちにその子の適性が伸びていく
すべての子にITに振り回されない力をつけさせる
応用力を養うことで日本の未来を切り拓く
もう一度、日本をリーダーの輩出できる国に押し上げろ!

おわりに

著者:川村一彦

医療法人財団愛慈会相和病院病院長・理事長。医学博士。1942年生まれ。1968年日本医科大学卒業。1972年日本医科大学大学院修了。胸部外科講師。栃木県県南総合病院病院長等を経て、2004年1月より医療法人財団愛慈会相和病院診療部長。2007年、65歳のとき、赤字続きで巨額の負債を抱えていた同法人の理事長に就任。経営経験はゼロであったにもかかわらず、「不撓不屈」の精神で病院再生を成し遂げた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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