夢を叶える訪問看護

加藤 祐一[著]

2023.02.02

990円(税込)

幻冬舎

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書籍内容


「訪問看護師」だからこそ、理想の看護が実現できる!


一人ひとりの患者に寄り添う看護、仕事とプライベートの両立、
思い描くキャリアパスの実現……
現場で輝く7人の成長ストーリーから知る訪問看護師という
職業の真の魅力

患者の治療・療養をサポートして心身の回復や社会生活への復帰を支援する看護師は、
とてもやりがいのある職業です。
ただ病棟勤務の場合、看護師1人が多くの患者を診ることが当たり前のため、
必然的に重症度が高い人に人手や時間を割くことになり、それ以外の患者への対応は手薄になります。
それゆえ看護師のなかには患者に十分なケアを提供できていないと悩んだり、 過酷な労働環境や
人間関係などの問題からモチベーションが保てなくなったりして退職してしまう人も多くいます。
しかし、訪問看護であれば患者の生活や家族構成にも合わせた看護を実現し、
一人ひとりに寄り添うことができると著者は言います。
もともと作業療法士として病棟勤務していた著者は、超高齢社会になり病棟の医療が効率化・縮小化
されていくなか、本当に患者に必要な医療が提供できているのかという疑問を抱きます。
また熱意あるスタッフが理想と現実のギャップや労働環境などの問題に悩み退職していく
病棟勤務の現実にも憤りを覚え、「自分たちでやりたい医療・ケアを提供するには、
自分たちで訪問看護ステーションをつくるしかない」という思いで
自ら訪問看護ステーションを開設しました。
本書ではそこで働く7人の訪問看護師に焦点を当て、それぞれが高いモチベーションをもって、
患者に寄り添いながらいきいきと働く姿を描くことで「訪問看護師」という仕事の魅力について
余すことなく伝えています。
病棟勤務を続けることに不安を感じる看護師や病棟を退職して再就職に悩んでいる人に
ぜひ手に取っていただきたい1冊です。

目次

プロローグ 病棟での「看護がつらい」と思ったあなたへ
効率ばかり求められ、やりがいを感じられない病棟勤務
激務や夜勤の負担が大きい
退職やモチベーション低下につながる残業
職場の人間関係にストレスを感じる
病棟以外にも看護師の働く場所はある
訪問看護師の魅力
看護師がいきいきと働け、利用者本位の医療を提供できる訪問看護ステーションを目指して

【visiting nurse story①】 理想の看護を実現
病院看護では実現不可能な、一人ひとりの患者に寄り添う看護ができる
病院では自分のやりたい看護をできない
患者の意思を尊重した看護ができる
訪問時間をどう使うか、看護師の腕の見せどころ
〈解説〉訪問看護はやりがいを感じやすい

【visiting nurse story②】 訪問看護初心者へのバックアップ体制 座学、動画研修、
オンラインミーティングで、現場で直面する課題が解決できる
祖父を介護する両親の姿がきっかけで訪問看護の道へ
動画を使った研修で訪問看護の仕事を学ぶ
疑問や気になったことはすぐに先輩看護師に確認
コロナ禍という初めての事態も、学びながら対応ができた
〈解説〉オンラインを活用した研修による効果

【visiting nurse story③】 上下関係のない風通しの良い職場環境 医師や先輩看護師の
指示に従うだけでなく、個人の経験や看護観も尊重される
自分のペースで働ける訪問看護
自分の意見が言いづらかった病院時代
若手でも意見を言えるし、尊重してもらえる
〈解説〉風通しが良く働きやすい職場環境

【visiting nurse story④】 プライベートとの両立
自分の生活に合わせて時間に縛られずシフトが組める
3人の子を育てながらママナースとして働く
病院で訪問看護師の姿を見て転職を決意
子どもと過ごす時間が増え心身にゆとりができた
〈解説〉自分の生活に合わせた働き方ができる

【visiting nurse story⑤】 充実した教育体制で職場復帰をサポート ブランクがあっても
働きながら新しい医療知識や技術を学べる
子育てで離職したあとに看護師として復職
自分のペースで仕事を覚えられた
勉強会や研修で知識もどんどん増える
〈解説〉看護師の学ぶ姿勢を支援する

【visiting nurse story⑥】 思い描くキャリアパスの実現 スペシャリストや管理職、
病院勤務より短い期間で理想の看護師になれる
自分らしい看護をしたいと思い訪問看護師に
訪問看護歴4年目でステーションの管理者に
今は認定看護師を目指して勉強中
〈解説〉自発的な人材が育つ職場

【visiting nurse story⑦】 地域全体で患者をケア 多職種連携で看護の枠を超え、患者をトータルにケアできる
家族の介護経験から訪問看護師の道へ
一人暮らしの高齢者を多職種連携で支援
自宅での看取りに向けた支援にシフト
〈解説〉個人ではなくチームで利用者をサポートする

エピローグ 看護師がやりがいを発揮し輝ける訪問看護
理想の医療・ケアを求めて
「質の高い医療・ケアの提供」「職員が気持ちよく働ける職場づくり」という2本の柱
訪問看護ステーションを「地域の健康相談所」

著者:加藤 祐一

1978年京都府に生まれる。2006年大阪医療福祉専門学校作業療法士学科を卒業し京都回生病院の作業療法士となる。2010年大阪教育大学大学院教育学研究科修了。京都回生病院入職時に現在の共同経営者である高木泰宏氏と出会い、真面目に患者に向き合う人が退職していってしまう労働環境に疑問をもち、二人で真剣に患者に向き合う人がしっかり働ける職場をつくりたいという志を抱く。その後、医療法人穂翔会村田病院、華リハ訪問看護ステーション、リハビリ訪問看護ステーションココアを経て、高木氏とともに2014年に株式会社エッセンスを設立。病気や障害と付き合いながらこれからどのように歩んでいくのか、ともに悩み、ともに考える、利用者の気持ちに寄り添った看護を貫いている。現在、京都市内に結ノ歩訪問看護ステーション、結ノ歩訪問看護ステーション東山、2カ所の事業所を構え、およそ460人の利用者に対応している。今後、京都市内で事業所を増やしていく予定。

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