目標を最短・最速で達成するプロセス思考

書籍内容
目標を最短・最速で達成する
グローバルスタンダードな思考法!
就職活動、人間関係の構築、仕事・プライベートの両立……
8つのステップで目標を達成せよ
「プロセス思考」を徹底解説!
多くの学生は、卒業後になりたい職業や入りたい企業があったり、結婚やマイホーム購入のプランを
思い描いたりと、漠然とではあっても自身が目標とする将来像を描いているものです。
しかし、目標を叶えるために最適な行動を積み重ねていくことが重要であると理解し、
実践している人は多くありません。
目標は立てたものの具体的なアクションを起こせぬまま悶々として過ごし、
いつまでたっても目標に到達しないという学生が非常に多いのが実情です。
そこで本書で紹介するのが「プロセス思考」です。
プロセス思考とは、行動(Behavior)をプロセスごとにとらえて、発生事象(Event)との
因果関係を考えながら、その連鎖(Chain)のなかから無駄やミスを発生させる原因を突き止め
問題解決の最適解を導きだす思考法です。
必要なプロセスを導きだし、日々の行動へと落とし込んでいく思考が習慣化すれば、
常に最短の時間で目標達成に近づけるようになります。
一般的には企業の業務改革活動で使われるものですが、企業活動だけに限らず、
学生生活における部活動、サークル活動、趣味、アルバイト、恋愛、就職活動などの
目標達成を目指す際にも応用できます。
そのため、学生のうちに身につけてしまえば生涯にわたり強力な武器になり得るのです。
本書では、業務改革コンサルタントとして100社以上の企業の目標達成のサポートを行ってきた著者が、
プロセス思考とは何か、実際にどのように活用して目標を達成していけばいいのかについて解説します。
本書の内容を実践することで、これまで目標に対して具体的なプロセスや課題が
見えていなかった人でも達成に向けて自信が芽生えてくるはずです。
目次
はじめに
[第1章] 目標を立てても達成までに時間がかかる、最終的に達成できずに終わってしまう理由
目標を叶える方法が分からないと、将来への不安が高まる
なぜ目標を達成できないのか
① 目標自体があいまい
② 具体的な計画がない
③ 具体的な指標がない
④ たくさんの目標をもち過ぎる
⑤ 目標を忘れてしまう
より高いパフォーマンスを発揮するための目標設定の原則
夢はそのままなら一生叶わない
充実した人生を送るカギは学生のうちに目標達成の経験を積むこと
いかに楽をして目標を達成するか
あらゆる人生の目標達成に効く「型」がある
[第2章] 目標達成を最短・最速で実現する「プロセス思考」とは
そもそもプロセスとは何か
物事の効率を追求する「プロセス思考」
目的をできる限り明確にする
目標によってプロセスは大きく変わる
プロセス思考が人生にもたらす3つのメリット
「仕事ができる人」になるためのプロセス思考
プロセス思考の一つの指針となる「SCORモデル」
SCORモデルを参照すればプロセスが明確化する
プロセスは一度定義したら終わりではない
あらゆる目標を達成するためのスキーム「BMM」とは
SCORモデルとBMMによって成功した「忠臣蔵」
人生の目標を叶えるため、BMMを活用
[第3章] 徹底的に無駄を省き、一つひとつの行動に価値を生みだすプロセス思考8つのステップ
プロセス思考の8ステップを実践
ステップ① 現在の目標を書きだす
ステップ② 目標の関係性を導き、優先順位をつける
ステップ③ 目標達成までの大まかなプロセスを描く
ステップ④ 自分の現状を整理する
ステップ⑤ 客観的な意見を聞く
ステップ⑥ 期限付きの具体的な目標を設定する
ステップ⑦ 手順を導き、実践する
ステップ⑧ 常にモニタリングし、修正する
あらゆる物事をプロセスから読み解く「BPM」
なぜ私がBPMのとりこになったか
[第4章] 就職活動の成功、人間関係の構築、仕事とプライベートの両立…… 5つのケースで学ぶプロセス思考の実践例
実践! プロセス思考
【ケース1】 就職活動がうまくいかない
【ケース2】 自分だけノルマが達成できない
【ケース3】 上司との関係づくりがうまくいかない
【ケース4】 仕事とプライベートが両立できない
【ケース5】 いつかは結婚したいけれどビジョンが描けない
[第5章] プロセス思考を学生のうちに身につければ、理想の人生が手に入る
なぜ海外には残業する人がいないのか
海外では、義務教育でプロセス思考の基礎を教える
プロセス思考が、日本の未来を変える
プロセス思考で、将来を設計する
一生役立つ人生の公式を身につける
おわりに