「100年住み継ぐ家」をつくる
書籍内容
百年単位で住み継いでいく“財産”としての家づくり
後悔しない、家族の快適な暮らしを守る住まいを徹底解説
住宅の寿命は30年といわれ、マイホーム購入者が子や孫に家を受け継ぐ際、土地だけを渡して建物は建て替えるのが一般的な考えだ。
受け継ぐどころか、冬の「寒さ」に耐えかね、高齢になった後は住み替えてしまうケースも多い。
しかし、欧米などでは住宅は、メンテナンスしながら百年単位で住み継いでいく“財産”として扱われる。
千葉県野田市で注文住宅メーカーを経営する著者が家づくりで考えるべきポイントとしてあげるのは、「暖かい」ことと「長く住む前提で建てる」こと。
実際、著者は15年の間、無垢材を使用した「冬、暖かい」ことを旨とする住宅を多数建築し、
長期的な顧客フォローとメンテナンスによって住宅の「寿命百年」を実現してきた。
本書では、家づくりで一般に常識とされている判断基準が間違っていることを看破し、
著者による施工方法や建築事例の紹介を通じて「孫の代まで財産として残せる」家づくりを解説する。
目次
第1章 「一生に一度の買い物」で後悔するハメに
日本流家づくりの限界
第2章 家族が健康で、快適に暮らせる
後悔しない家づくり
第3章 孫の代まで資産として残す
「100年住み継ぐ家」を手に入れた人たち