医療の本懐 令和時代に承継すべき、日本の医療とは

医療の本懐 令和時代に承継すべき、日本の医療とは

吉田静雄[著]

2019.09.03

1650円(税込)

幻冬舎メディアコンサルティング

単行本

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書籍内容

昭和、平成、令和の時代を駆け抜ける89歳の現役医師が
日本の医療を再構築すべく、その実現に必要な解決策を緊急提言

いつでもどこでも保険証一枚で医療機関にかかることができ、
入院治療を受けられる日本の医療制度は世界と比べて非常に優れています。
しかしその反面、医療財政の悪化や深刻な人手不足など、
医療を渦巻く環境と医療を提供する側、受ける側にも大きな変化が起き始めています。

このままではいけない――

長年にわたり日本の医療の趨勢を見続けてきた現役医師が、
日本の医療の再構築を目指し、また日本の素晴らしい医療を後世に繋ぐために必要な事柄を緊急提言。
医療制度や医療現場、医療思想の見直しに必要な解決策と、
後世に繋ぐべき日本の優れた医療、そして日本古来の素晴らしい価値観について再考するきっかけを提供します。

目次

序章 崩壊する日本の医療に今、願うこと
1 医療の財源問題は、公私間格差をなくすことで解決せよ
2 病院を機能評価することで、医療の質を上げるべし
3 災害時でも緊急対応できる強い医療機関を作るべし
4 医療の将来を担う、優れた人材が育つ環境を整えよ
5 医療制度・医療思想の表面的な取り入れが諸悪の根源、安易に海外の真似をするな
6 戦後失われた日本の支え合う価値観を医療の中に取り戻せ
7 医療界にも危機的状況を及ぼす少子化問題―実効ある対策を講じ国全体で実施すべし
8 「予防医療」に力を入れることで、国民の健康に寄与すべし
9 世界に向け、日本の優れた医療を「輸出産業」とせよ
おわりに 平和な世界を目指して

著者:吉田静雄

医学博士。1930年生まれ。1955年に大阪大学卒業後、フルブライト交換留学制度でインターンレジデントとして5年間アメリカ留学。帰国後、1965年より大阪労災病院にて外科医として勤めた後、1975年からは大阪厚生年金病院にて外科部長として勤務。1985年、叔父の経営する医療法人中央会尼崎中央病院理事長に就任。尼崎市医師会理事、全日本病院協会常任理事、兵庫県私立病院協会(現・兵庫県民間病院協会)理事・副会長などを歴任。日本外科学会専門医、日本外科学会指導医、日本消化器病学会専門医、日本医師会認定産業医、麻酔科標榜医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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