“健康住宅”のウソ・ホント
書籍内容
あなたの建てたい家は
住む人にとって本当に「いい家」ですか?
近年、家づくりのあり方は大きく変わっています。
巷には機能性よりもデザイン性を重視した家や、名ばかりの高気密・高断熱住宅が溢れ、
それらが人の健康を脅かす大きな問題となっています。
たとえば、ホコリやダニなどのハウスダストによるアレルギー症状や、室内の急激な温度変化によるヒートショック現象など、さまざまな健康被害が引き起こされています。
その原因となっている、ウソだらけの「健康住宅」の現状を伝えるとともに、本当に「いい家」はどのようにつくるのかを、家づくりのプロが分かりやすく紹介します。
目次
序章 健康住宅はウソだらけ!?“家”に殺される日本人の現実
第1章 ウソ1:高気密・高断熱の家ならヒートショックは防げる ホント1:やはり室内の温度差が大きく、ヒートショックは起こる
第2章 ウソ2:24時間換気システムがあれば、ぜんそく・アレルギーは防げる ホント2:室内に汚れた空気がよどみ、ぜんそく・アレルギーを誘発
第3章 ウソ3:窓が多く風通しのいい家は、空気がきれいで健康的 ホント3:PM2.5、花粉、ホコリ…窓から侵入する有害物質によって健康を損なう
第4章 ウソ4:木の家は強度が高く耐久性に優れている ホント4:中途半端な断熱や気密は急速に木材を腐らせる
第5章 ウソ5:バリアフリー住宅は高齢者にやさしい ホント5:うわべだけのバリアフリー住宅が高齢者の命を奪う
終章 「正しい健康住宅」は家の構造と気候を知り尽くした工務店とつくる