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【著者インタビュー】多くの女性を「口元美人」に導いたスペシャリストが語る矯正治療の概念を変えた「インビザライン」の魅力とは
福岡県福岡市で29台の治療セットと40名以上のスタッフを擁し、自由歯科診療においては九州でもトップクラスの実績を誇る、むらつ歯科クリニック。 同クリニックで矯正治療を担当する三嶋一平医師が今回、マウスピース型の器具を使ったアメリカ生まれの矯正治療法「インビザライン」の特徴とともに、従来からあるワイヤー法との比較、そして歯科治療に対する哲学をまとめた『口元美人を叶える インビザライン矯正治療』を出版しました。 著者である三嶋医師に、著書刊行のきっかけやインビザラインについて、読者へのメッセージをお聞きしました。
「インビザライン」を正しく理解して、自分に自身を持てるようになって欲しい
――本書をまとめられたきっかけや動機をお聞かせください。
いま、日本でもインビザライン矯正治療はかなり認知され、広まりつつある状況です。
しかし、意外に正しい情報が少なく、間違った話も出回っています。その結果、ちゃんとした治療にたどりつくことができず、被害を受ける方も見かけます。
そこで、一人でも多くの方にインビザライン矯正治療を正しく理解していただき、レベルの高い歯科医師のもと、歯並びの悩みを解消し、自分に自信を持てるようになってもらいたいと思ったのが一番の動機です。
また、インビザライン矯正治療を紹介する書籍はこれまでいくつかあり、それぞれしっかり取り組んでいらっしゃる先生方が執筆されています。ただ、矯正治療については、いろいろな視点や考え方があります。私自身の考える矯正治療のあり方を世に問いたいという想いもありました。
――どのような方に読んでほしいとお考えでしょうか。
主に20代、30代の女性です。ご自分の容姿にコンプレックスを持っている方も少なくないと思いますが、特に口元については歯並びが影響します。きれいな歯並びを手に入れることができれば大きなチャームポイントになり、時として人生が変わるほどのインパクトがあります。
ただ、これまでの矯正治療はワイヤーを使った方法が一般的であり、「痛くて、辛くて、やりにくい」というイメージが定着していました。
それに対し、インビザラインの一番の特徴は、従来のワイヤー法に比べてとても快適に治療できることです。いままで矯正治療を敬遠したり、諦めていたような方にとって、矯正治療のハードルが大きく下がることは間違いありません。
ワイヤー矯正の「痛い」「目立つ」「ツライ」の常識を変えた矯正治療
――インビザラインとワイヤーを使った矯正治療との違いについて教えてください。
矯正治療の基本は、1本1本の歯に力を加え、1か月に1㎜程度ずつ動かして、きれいな歯並びにしていくことです。これはインビザラインでもワイヤーでも同じです。
違いは、歯に加える力の程度です。ワイヤーだと1か月に1回、専門医がワイヤーを調整し、力をかけます。つまり、1か月分の移動に必要な力を一度にかけるのです。
それに対してインビザラインの場合、1週間に1回、新しいアライヤー(マウスピース)を患者さん自身が交換していきます。1か月で1㎜は同じですが、1週間で動かすのは0.25㎜。そのため、1回に掛ける力も4分の1となり、痛みは大幅に少なくてすみます。
また、インビザラインでは、歯の表面にワイヤーを固定しないので見た目は普通と変わりません。ワイヤーや装置が粘膜に当たって口内炎ができるということもありません。
さらに、治療中の歯のケアもやりやすくなります。ワイヤーは1回付けるとはずせません。ハミガキもワイヤーをつけたままなのでとても難易度が高く、治療が終わったあと虫歯になりやすいのです。それに対してインビザラインは毎日、アライヤーを自分で外してハミガキできるので、むし歯のリスクは相当、低くなります。
――最近は、インビザラインのほかにもマウスピースによる矯正法があると聞きます。
確かに、マウスピース矯正では他のものも出てきており、料金が安いとか、期間が短いということを謳って、患者さんを集めているようです。
マウスピース矯正というとひとくくりにされがちですが、私の考えでは、インビザラインとそれ以外ではレベルが違います。インビザライン以外は根本的な治療ではなく、部分的に並べる治療だったりするものです。しかし、多くの患者さんは情報が不足していて、どれが良いのか、何が違うのか、分からない状態にあるようです。
矯正治療は費用も期間もかかるものなので、ぜひ複数のクリニック、複数の歯科医師の話を聞いてみて、どれが一番納得できるか、ご自分で判断してください。
今回の書籍には、こういう歯科医師、こういうクリニックを選ぶといいというポイントも書いているので、参考にしてほしいと思います。
「患者のために…」。導入から5年、クリニックの柱となった「インビザライン」
――三嶋先生がインビザラインと出会ったときの心境について改めてお聞かせください。
インビザラインはアメリカで20数年前に開発され、日本に入ってきたのは2006年頃のことです。当時、マウスピースによる矯正治療は無理、というのが多くの歯科医師の受け止め方でした。
私自身も、そもそも治らないのであれば意味がないと考え、スルーしていました。しかし、2015年の学会で、ワイヤーでも難しいような症例をインビザラインで治療したという報告があり、「これはすごい」と衝撃を受けました。先ほど申し上げたように、痛みや見た目、そして治療中の歯のケアにおいても優れています。
「患者さんのためにもインビザラインに切り替えよう」と強い思いが湧いてきて、当クリニックの村津大地理事長に相談したところ、「ぜひやってみてほしい」と背中を押してもらいました。
とはいえ、それまで10年以上扱っていたワイヤーをマウスピースに変えるというのは、いちからすべてやり直すようなもので、相当な覚悟が必要でした。当初はトライ&エラーを繰り返しつつ、国内ではまだ少なかったインビザラインを扱う先生たちに学んだりしながら、自分のものにしてきました。
これまでの症例数は250を超え、経験を積めば積むほど、矯正治療におけるインビザラインの優位性やメリットを確信するようになっています。
――先生が治療にあたっていらっしゃる、「むらつ歯科クリニック」はどのようなクリニックなのでしょうか。
当クリニックでは、歯科治療における哲学として、「歯臓治療(はぞうちりょう)」という考えを掲げています。食事での歯のかみ合わせの衝撃は脳にダイレクトに伝わります。脳に伝わる刺激が心地よいかどうかで、脳に与える影響が全然違うのです。
気持ちよく噛めている人は、集中力が高まり、体のバランスも良くなって身体能力を100%発揮できます。逆に、噛み合わせが悪いとどんなに一流のスポーツ選手でもケガをしやすくなります。以前、ケガで引退を覚悟していたスポーツ選手が、当クリニックで噛み合わせを治療したことで復活し、その後、世界選手権で優勝したということもありました。
噛み合わせのバランスを整えるために必要なのが、矯正治療です。歯がガタガタだったり、出っ歯だったり、受け口だったりすると、どうしても嚙み合わせが悪くなります。矯正治療により歯並びを整えた上で、噛み合わせの調整を行うのです。
このように嚙み合わせが身体に与える影響は極めて大きいという考えのもと、私たちは保険診療のルールにとらわれない自由診療での歯科治療を行っており、インビザラインはいまや当クリニックにおいて重要な治療メニューのひとつになっているのです。
「インビザラインで人生が変わった」
――治療にあたり、三嶋先生がいつも大切にしていることは何ですか。
当クリニックにこられる患者さんには、自分を変えたい、もっと自信をもちたい、きれいになりたいという方が多く、インビザラインによる矯正治療はそれを手助けする手段です。
ですから、私がいつも大切にしているのは、きれいな歯並びになって患者さん自身が幸せになっていただくことです。
矯正治療の途中でも、患者さんがなるべく前向きになっていただけるよう、歯だけでなく表情も撮影したりして、コミュニケーションを取ります。そして、治療が終わったら、鏡の前のご自分の表情と、治療前、治療中の写真とを見比べてもらいます。みなさん、全然違うことに心から驚かれます。
後日、メンテナンスに来ていただいた際に感想を伺うと、「人生変わりました」「前向きになりました」「周りからきれいになったねと言われるようになりました」という声が多く、そういう感想をいただくことが私にとってモチベーションになっています。
――最後に、歯並びにコンプレックスを持っている方、矯正を検討中の方に向けてメッセージをお願いします。
自分で自分を好きになれない部分というのは、誰しもあるでしょう。歯並びはそのひとつだったりします。自分を好きになれないという気持ちがエスカレートすると、何をするにも前向きになれませんし、周りの人に対しても厳しく、不幸をまき散らすことになりかねません。
自分で自分を好きになれない部分が歯並びなのであれば、歯の矯正治療によって確実に変えることができます。むしろ、自分を好きになることができます。そうすれば、周りの人への接し方が変わり、人間関係が変わり、世界の見方も変わってきます。
インビザラインは特に、アライヤー(マウスピース)を1日、最低20時間は付けていないと歯が動いていきません。毎日、そのようにアライヤーを使い、また虫歯をつくらないように歯磨きをしてもらいます。
そのため、2年くらいかかって治療が終わった時、「自分で頑張ってこの歯並びを手に入れたんだ」という自信につながります。ワイヤー矯正は歯科医師にお任せで“やってもらった感”が強いのに比べ、治療体験が自信につながるのもインビザラインの良いところです。
そう考えると、インビザラインによる矯正治療は人生を変えるための“自己投資”と捉えることができるでしょう。それも、非常に大きなリターンが、確実に期待できる、最高の投資です。
最近は、かつてワイヤーで矯正治療を諦めたけれど、マウスピースでならやりたいという40代や50代の方が増えています。リモートワークの普及で自分の表情を見る機会が増え、歯並びが気になる男性も増えています。
年齢や性別を問わず、多くの方にインビザラインによる矯正治療の魅力やメリットを知ってもらえたらうれしいです。