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【著者インタビュー】家族を含め他者に対する優しさや思いやりを多くの人に伝えたい
コロナ禍やウクライナ紛争など予想もしなかったことが次々と起こり、混乱に満ちている現代社会。人びとの心も不安に揺れ動いています。 そうした中で、お互いに思いやりの気持ちで接し、安心・安全な世の中をつくろうと活動しているのが白龍虎俊氏です。自ら株式会社を立ち上げて動画配信や出版、イベントなどに取り組んでおり、今回は小説『凡人林さん』を上梓されました。 白龍氏に出版のきっかけ、読者へ伝えたいメッセージなどをお聞きしました。
天上の存在からメッセージを受け取って執筆した
―― まず、本書を刊行されたきっかけをお聞かせください。
私たちは天上の存在からメッセージを受け、人類が本来持っている心を取り戻し、新時代の扉を開くことを目的に活動しています。未来の扉を開けるために必要なのは、他人を思いやる優しさ、そして夢と希望です。
私たちがいう天上の存在とは、高次元宇宙の知的エネルギー体である「光の民」のことです。「光の民」は我々に分かりやすいよう神仏の姿をとってメッセージを送ってきており、中心になるのが大龍王の称号を得た弘法大師様です。
今回、『凡人林さん』を出版したのも、弘法大師様から「こういう小説を世の中に出しなさい」というメッセージが届いたのがきっかけです。3~4ページに及ぶ詳細なあらすじをいただき、それに沿って執筆したのが本書なのです。
―― 直接、メッセージを受け取られたのが執筆のきっかけだったのですね。
私自身は特にそうした霊感があるわけではありません。2年半ほど前、「光の民」のメッセージの案内人である光明方示氏に出会い、彼を通して「光の民」のメッセージを受け取っています。
彼は生れた時からずっと「光の民」のメッセージを受け止め、龍神様を運んだりしてきた人です。彼と私はこうなるべき運命のもとに生まれた人間であり、一緒に仲間を集め、YouTubeでの動画配信、出版、イベントなど様々な活動に取り組んでいます。
出版としては2021年11月に『高次元宇宙からのメッセージ 神言密教書 玄天経典 第一巻』を出し、最近、第二巻も世に問いました。今回の『凡人林さん』はそれらに続く初めての小説です。
ひとつの“平凡”な家族の物語を自分事として感じてほしい
―― 『凡人林さん』はどのような物語なのでしょうか。ポイントを教えてください。
詳しくは読んでいただきたいのですが、序章で豊臣秀吉の臨終の場における石田三成との対話の場面が出てきます。
そして本作品の主人公は、秀吉の生まれ変わりの林さんというごく普通のサラリーマンです。彼は長年勤めたハウスメーカーを退職後、再就職して働いているのですが、そこに妻や成人した息子、娘たちのトラブルが降りかかってきます。そうしたトラブルに対して愚痴ひとつ言わず、自分にできることを精一杯行い、乗り越えていくという物語です。
また、陰の主役になっているのが梵天様です。梵天様も「光の民」のお一人であり、私たちにいろいろメッセージを送っています。実は、梵天の「梵」は「林」の下に「凡」の字を組み合わせたもので、小説のタイトルとつながっているのです。
物語の中では、家族を支えようとする林さんが公園で白髪の不思議な老人に出会い、手元に小さな仏像を受け取ります。仏像には顔が三つあり、三面大黒天だと思っていたのですが、実は梵天様だったのです。
これが物語の後半から最後に繋がっていきます。林さんは梵天様の力添えで10億円の宝くじに当たり、家族のために1億円で家を建てたり、家族を支えてくれた恩人たちにお礼をしたりし、しかも林さんは亡くなるまでずっとそのことを内緒にしていました。
林さんの葬儀の後、生前に林さんから依頼を受けていた石田三成という名の弁護士が現われ、ことの真相を明かすところで物語は終わります。
本書のポイントを「これ」と決めつけるつもりはありません。神仏との関わりなど読む方それぞれが自分なりに受け止め、考えていただければうれしいです。
―― 本書をご執筆の際に力を入れた点、気をつけたことをお聞かせください。
冒頭に申し上げたように、「光の民」の中心メンバーである弘法大師様からのメッセージをもとに執筆しました。
弘法大師様が考えた小説であり、私が書いたわけではありません。ですので、弘法大師様のメッセージから外れないようにすることに細心の注意を払いました。それ以外は自然に筆が運んだというのが正直なところです。
―― ご著書は家族をテーマに書かれています。白龍さんのご家族に対する思いをお聞かせください。
私自身は独身で家族はいません。ただ、『凡人林さん』では最終的に家族がきちんとうまくまとまって、主人公である林さんの優しさと思いやりをみんなが理解するというところに私自身、深く共感しました。
家族を含め他者に対する優しさや思いやりこそが高次元宇宙のエネルギー体からのメッセージの柱です。
そこで次は、他者に対する優しさや思いやりのひとつの象徴である食事をテーマに、私が出演するクッキング(料理)の動画を配信していく予定です。これも弘法大師様からのメッセージによるもので、会社の建物の横に幅9mの巨大なキッチンを備えた専用スタジオを設置しました。
サラリーマン、医薬品会社設立を経て、“案内人”に導かれ新しい道へ
―― ペンネームの「白龍虎俊」の由来を教えてください。
白龍は「はくりょう」と読み、虎俊は「たけとし」と読みます。このペンネームも私が考えたものではなく、弘法大師様からいただいたものなのです。
まず、白龍は「はくりゅう」とも読めます。日本では平安時代から京の都の四方を守る青龍(東)、朱雀(南)、白虎(西)、玄武(北)の四神がおり、私はそのうち白虎の役割を持って生まれてきて、その務めを果たしているのです。なお、「俊」は私の本名の一文字をとったものです。
そういう自分では考えつかないようなペンネームを弘法大師様から頂いて使っております。
―― プロフィールを拝見すると以前は外資系製薬企業にお勤めだったそうですね。
はい。サラリーマンの後、独立して医薬品の広告代理店を経営しつつ、並行して再生医療に関する大学発ベンチャーを起こして上場させました。その後、理科の教師を務めたりしていましたが、2年半前に光明方示氏と出会ったのです。それから新たに会社を設立し、現在の活動をしています。
先ほど申し上げたように私自身には霊感のようなものはありませんが、以前から不思議な現象には大変興味がありました。この世の常識ではうかがい知れない不思議なことであっても、自分が納得できれば違和感は全くありません。一方で、私は理系の人間なので、いい加減なものはすぐ分かります。
私にとって「光の民」の存在は確かな事実であり、光明方示氏が毎日、届けてくれるメッセージを録音し、文字に起こしています。内容は難しいのですが、「どこどこへ行って、何々を調べなさい」といった具体的な指示も多く、その通りにやってみるとすべてが一本の線に繋がり首尾一貫しています。
こういうと宗教団体のように思われるかもしれませんが、我々は株式会社であり、お布施を集めたりはしません。すべては私の資産を使っての活動で、社員は現在20名くらいになります。
自分自身の考えや行動を見つめ直し、人間本来の優しい心を
―― ご著書をどんな方に読んでいただき、どう感じて欲しいでしょうか。読者の方へメッセージをお願いいたします。
いまの社会には、「自分だけ儲かれば良い」「自分だけ幸せなら良い」という行き過ぎた個人主義が蔓延しているように感じます。人類の心と魂がどんどんブレてきているのです。
しかし、それは本来のあり方とは違います。自己を犠牲にしてでも他人のために尽くすことを考え、行動する。そうすれば正しく良い社会になるはずです。これまでの著書にも今回の小説にも、そういうメッセージが一貫して流れています。
何かに迷ったり悩んだりしている人、毎日がつまらないと感じている人、そういう人たちに読んでもらえれば何か感じるところがあると思います。
ぜひ、多くの人に読んでいただければうれしいです。