生者必滅、会者定離
書籍内容
有馬文左衛門、有馬世之介の来し方を描きながら、人が生きるとはどういうことか、
性のあり方を問いかけながらさまざまな人間模様を描いた人生寓話小説です。
「ところで、爺ちゃん、幸せって何だい?」
男と女がいるから、人生は楽しくなるのだ。
女から生まれ、女に愛され、女を愛し、女に囲まれながら死んでいく。
有馬文左衛門と息子、世之介の馬鹿馬鹿しくも抱腹絶倒の物語。
自由奔放・ハチャメチャに生き抜いてきた男が、
色と欲に別れを告げて大変身⁉
環境破壊で破滅の淵に立たされた全人類を救わんと、
身の程もわきまえず神のお告げを世人に伝えることに――。
目次
プロローグ 縁とは異なもの味なもの
壱之夢 ユニークな生い立ち
二の夢 ハチャメチャ社員の涙と笑い
三の夢 色と欲の二股街道
現の夢 生者必滅会者定離
あとがき