コックピットの使命 世界で活躍するパイロットを目指す君へ

谷口 一貴[著]

2023.05.16

1760円(税込)

幻冬舎

単行本

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書籍内容

テクニックや知識だけでは務まらない

世界水準のパイロットに必要なのは
命を預かるプロとしての「使命感」

世界中の空をはばたくパイロット――多くの人が憧れる一方で、
その椅子に座ることのできる人は限られています。

しかし、狭き門といわれている操縦士資格の取得以上に難しいのは、
パイロットの仕事を続けていくことです。多忙で不規則な職務において、
ミスの許されない、多くの人の命を預かるプレッシャーに耐えられずに退職する人は
相当数に上ります。
せっかく多額の費用を費やし努力を重ねてパイロットになっても、
すぐに続けられなくなってしまっては、夢を叶えたとはいえません。
「世界に通用するパイロットの育成」という理念のもとフライトスクールを経営し、
自ら多くのパイロットを世に送り出してきた著者は、資格の取得以上に、
その後プロとして活躍し続けることに重きをおいて育成を行っています。
著者はかつて単身渡米し、現地で操縦士資格を取得した際の経験から、
世界で通用するパイロットになるためには、自己管理を徹底し、
大きな負荷にも負けない心身を保つ、プロとしての使命感をもつことが必要だと
考えるようになりました。

本書では、世界で通用するパイロットがもつべき使命感とは何か、
そして使命感をもつパイロットになるために必要とされる資質について
詳しく紹介しています。
パイロットを目指す人にとって、夢の実現をサポートする一冊です。

目次

はじめに

第1章 命を預かる空の最高責任者――
コックピットに入るパイロットの使命
人類はずっと空飛ぶことを夢見てきた
大人がなりたい職業はパイロットが3位
コックピットは最高のファーストクラス
飛行機は筆記の発明以来最大の文化的な力
目指せ1万時間! 総飛行時間がパイロットの履歴書
機長は空の最高責任者 だから高い人間性が求められる
空を愛する同僚たちとのチームワーク 一期一会の出会いも

第2章 エアライン、レスキュー隊、ドクターヘリ……
パイロットが使命を果たす場所は幅広い
エアラインだけではないパイロットの活躍の場
世界にはユニークな職場がたくさんある
エアラインはパイロットとしての現役が意外に短い⁉
パイロットの花形 エアラインパイロットの年収は?
パイロットは小型機に始まり、小型機に終わる
パイロットの夢に年齢制限なし いくつになっても空は飛べる
これからは女性パイロットが活躍する時代
女性はパイロットに不向きというのは誤った認識
パイロットになるのに理系も文系も関係ない

第3章 狭き門をくぐったあとの現実は甘くない⁉
誇りなくしてパイロットの仕事は務まらない
日本でパイロットの夢をかなえるのは狭き門
パイロット養成機関の合格率は医学部以上のハイレベル
パイロット養成に掛かるコストは数千万円
せっかくパイロットになれても2~3割が離職していく現実
地上とは違う労働環境による疲労の蓄積
エリートゆえの挫折に弱いという弱点
自分は一流という過信がトラブルを招くことも
パイロットに多い五大トラブル
パイロットになって数年で第一の分かれ目が訪れる
ライフスタイルの変化も悩みの種になりやすい
一度失敗すると再チャレンジが難しい
使命感をもって自分を磨き続ける者だけが一流になれる
第4章 世界水準のパイロットを目指す君へ――
使命を果たすために必要な6つの資質
世界水準のパイロットとは
日本では世界水準のパイロットが育ちにくい
使命をまっとうするならテクニックはあって当たり前
1.【飛行機への深い興味関心】
パイロットを目指すモチベーションの根源が飛行機や空への強い想い
成績だけでパイロットを目指すと失敗しやすい
好きならセンスはあとからついてくる
飛行機好きはYouTubeや専門チャンネルで情報収集している
2.【社会性】
パイロットを取り巻く諸問題は社会性のなさから起きてくる
謙虚さ、感謝の気持ちをもつ
世界の広さ・多様性に目を向ける
多様性を知るには本を読むこと 本を通して経験値が上がる
読んで損はないのはリーダーシップ本と戦略本
読みたいところに付箋を貼る
難しい専門分野は動画視聴も好手段
本の知識はピンチのときに生きてくる
PDCAを回すクセをつける
PDCAが回せないとパイロットは苦労する
課題の乗り越え方を教えない日本の教育
他責でなく自責でものを考える
失敗を恐れないで挑戦する
自分の強みを見つけて伸ばし、自信をつける
人気者になろうとしない
3.【適応能力】
留学中に出会った困った訓練生たち
適応力を高めるには修正能力が不可欠
自分流はどこまで許されるのか パイロットは法律と安全が優先
適応能力は部活動やアルバイトで鍛えられる
4.【判断力・決断力】
上空での状況判断はスピードが勝負
優柔不断はリスクを増大させる
万が一をシミュレーションし、代替案を用意する
スポーツは瞬時の判断力を鍛えるのにもってこい
本の一節や名言が役立つこともある
人の意見を聞く柔軟性も大事
5.【広い視野】
パイロットは道に迷いにくい その理由は視野の広さにあり
視野の広さと思考の柔軟性は比例する
視野の広さは人間関係にも影響する
視野の広い人は情報収集も上手
ラジオを聞くと視野が広がる
多様なコミュニティーとの接点を増やす
とことん本気で趣味を楽しむ
6.【健康】
健康管理はパイロットの仕事のうち
パイロットの身体検査は他職種よりかなり厳しい
健康になるとパフォーマンスが上がる
肉体・精神・時間の支配とその効能
3つの支配を手に入れることは誰でもできる
筋肉トレーニングは成功体験を積みやすい
水泳は地上のトレーニングより効率的
自分の能力・限界を知ることの大切さ
自分に合った健康法を見つけることが成功のポイント

第5章 パイロットの使命に終わりはない
コックピットは生涯を捧げるにふさわしい場所
世界中でパイロット不足が深刻化 特に日本は危機的状況
2030年問題を前にパイロット争奪戦が起こるのは必至
パイロット養成が急務と言うわりに旧態依然の航空業界
近年は海外でライセンス取得する人が増えている
パイロット留学で得られる3つのアドバンテージ
なぜ職業パイロットではなくパイロット育成支援事業を始めたのか
パイロットとして働いたことは1秒もない だからこそ言えることがある
パイロット育成の質を高めるためのインフラ開発
行動して初めてパイロットへの道は拓ける
社会のために自分に何ができるかを考える
次の世代を育て、業界を良くしていくために
6つの資質は夢をつかむためのパスポート

おわりに

著者:谷口 一貴

1987年7月10日生まれ。鹿児島県出身。
父が小型機の整備士だったため飛行機は幼少期から身近にあり、自然と「パイロットになりたい」と思うようになった。高校卒業後、海上自衛隊に入隊し潜水艦乗組員として勤務。パイロットを志望し最終選考まで残るが、副鼻腔炎と誤診され断念せざるを得なかった。22歳で自衛隊を辞めて単身渡米、語学留学をしながらパイロット免許を取得。帰国後職を転々としたのち、31歳で再び渡米、旧知の教官と再会したことで一念発起し起業を決意する。2017年からRandy Works.Coという屋号でフライトスクールの紹介を行っていたが、「フライトスクール側も安定した質の高い顧客を求めている」ということに気づき、2020年11月、株式会社FLIGHT TIMEを創業。「世界に通用するパイロット育成」を理念に掲げ、資金面でのアドバイスや効率の良い訓練カリキュラムの提供はもちろん、社会性や人間力を重視する将来の働き方を見据えた緊密な支援を行っている。

ネット書店

  • https://amzn.to/3f3Yc6Z

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