人生を成功に導く「しくじり」のススメ

郭 樟吾[著]

2022.03.02

1650円(税込)

幻冬舎

単行本

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書籍内容

小さな失敗こそが成功への近道!
失敗に向き合う勇気をもてば、どんな壁も乗り越えられ人生は好転する

失敗をするとつらく苦しい思いをするので、できるだけ避けたいものです。
しかし、失敗した経験を受け止めてそこから学ぶことで、
自分の強みや弱みが明確になり、再び立ち上がる粘り強さを得られたり、
自分なりの必勝パターンが見えてきたりします。
失敗体験は成功体験以上に教えが多く、未来を変えていくこともできるのです。

イライラを家族や友人にぶつけて雰囲気を悪くしてしまった、
試験やプレゼンの準備が不十分なまま当日を迎えて慌てることになった、
など日常での小さな失敗は誰にでも起こり得ることです。
失敗と聞くとネガティブなイメージがありますが、
なぜ失敗したのか、どこを直したら良くなるのかという前向きな検証を行うことで、
自分や周囲との関係をより良いものに変えていくことが可能になります。
これまで約20年間、脳外科医として多くの患者を診てきた著者は
今の自分は失敗に育てられてきたと確信しています。
失敗談というのは他人にとって貴重な教えになりますが、
進んで自分の失敗をさらけ出そうとする人は多くありません。
本書は著者自身のしくじりや失敗だけでなく、著名人の失敗談なども交えながら、
「誰でも体験するような失敗からどう学べばいいか」について分かりやすく
まとめています。
しくじりや失敗から学び成功に近づくきっかけとなる一冊です。

目次

はじめに

第1章 なぜ失敗を恐れるのか
失敗を恐れる心理の原因は?
SNSやネットで承認欲求が高まっている?
コロナ禍でますます不安が増大
どんなことでも一人でできることは限られている
今こそ「自力で失敗から学ぶ力」が必要だ
してもいい失敗と、してはいけない失敗
しくじらなければ、うまくいく方法は分からない
しくじりから学べる人と学べない人との差は?
思いあがっていた時期の失敗
できるだけ早く、失敗をするほうがいい

第2章 小さな失敗こそが成功への近道に
小さな失敗は自分と向き合うきっかけに
「これは失敗ではない、次の成功のもとだ」と考えてみよう
失敗したら、人生の幅が広がった
「自分なりの必勝パターン」をもつと行動しやすくなる
逆風が教えてくれる人間関係の大切さ
失敗すると、次の失敗を予防できるようになる
失敗で培われる「レジリエンス」
逆風をはね返し「挑戦できる人」になる

第3章 失敗するからこそ鍛えられる“レジリエンス力”
1 しくじりを活かす
2 失敗への恐怖から自由になる
3 大きな失敗を防ぐ

第4章 失敗を通じて人間関係を深める
――ミスをプラスに活かすコミュニケーション術
1 犯人探しよりも、原因探しをする
2 感情と論理を分ける
3 「正しさ」にこだわり過ぎない
4 人の心理を理解する
5 期待し過ぎずに相手を見守る
6 人からの「ノー」を恐れない
7 一人で背負わない
8 信頼できる友人や仲間をつくる

第5章 転んでもタダでは起きない!
ピンチを好機に変え「生き抜く力」を身につける
AIに取って代わられる職業とは?
失敗から学べるのは人間だけ
何がしたいか分からない人へ
近道を選んだつもりが、回り道になることも
「できない」「無理」をどう克服するか
いつの時代も若者は叩かれる
変化を乗り切るのは、能動的に行動できる人
挑戦しないことこそリスク
諦めずに乗り越える力が「生き抜く力」になる

おわりに

著者:郭 樟吾

2001年、東京慈恵会医科大学を卒業、2005年、厚木市立病院勤務。
その後、独立行政法人国立病院機構横浜医療センター勤務を経て
2012年、東京慈恵会医科大学脳神経外科学講座助教。
2015年、同大学同講座 講師・診療医長。
2018年、医療法人社団のう救会 脳神経外科東横浜病院 副院長になる。

ネット書店

  • https://amzn.to/3f3Yc6Z

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