地方で働き、地方で生きるという選択

森 康彰[著]

2022.06.02

1650円(税込)

幻冬舎

単行本

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書籍内容


経済的にも精神的にも豊かな暮らしは

“地方”でこそ手に入る!

移住・就職・独立起業――
新しい一歩を踏み出すための地方生活のすすめ

東京の一流大学を卒業し、大都会にある有名な会社で一生安定して働く――
今までもてはやされてきた成功モデルに違和感を抱く人たちが増えています。
自分の暮らしや仕事、ひいては人生のあり方など、
何か一つでも自分の生き方で疑問に思うことがあるならば、
まずは地方で暮らし、そして起業にチャレンジするべきと著者は提案します。
実際に著者は都会で働くという選択をせず生まれ故郷である岡山で
2009年31歳のときに保険会社を設立しました。
著者は地方だからこそ個人の力を発揮できる仕事があり、
仕事が充実するからこそ家族との豊かな時間を過ごせると考え、
これが何よりの人生の豊かさだと語ります。
本書では、豊かな暮らしを地方で営むための、転職や起業で選ぶべき職種、
住む地域の決め方、ライフプランについて著者の実体験をもとに
具体的に紹介していきます。

目次

はじめに

第1章 「都会で真面目に働いても将来が見えない」のは、君のせいじゃない
若者が抱く“違和感”
東京で働くことに憧れを抱かせた古い成功モデル
理想と現実とのギャップ
バブル崩壊は経済だけでなく皆の夢も奪った
有名企業に就職しても安心できない
キャリア官僚の魅力も大きく低下
「組織の劣化」が若手の“違和感”を増幅させている
東京という都市の効率性と、その根底にある混乱・不安
四半世紀前と変わらない“我関せず”の世界
東京で手に入れようとしたものは、東京にいることでいっそう失われる
ミームによって人々は東京に縛り続けられる

第2章 働くこと、生きること、お金のこと……。「豊かさ」への誤解
なぜ都会で働き続けるのか?
もう一度自分の人生について考えてみる
タワーマンションの最上階に住むことは、「豊かさ」「成功」の象徴?
家族で豊かに暮らすのは難しい
蔓延する拝金主義
お金には“色がない”からしんどい
“プロ野球の世界”で腐っているのはもったいない
FIREをするのは、意外に簡単だが……
逃げる口実としてのFIREでいいのか?
「何かをしない」ことが、最終目標でいいのか?
「好きなことを仕事にする」は正解か?
トップランナーも苦しんでいる
どんなに理想的な職場にも、嫌な仕事はある
やりたい仕事を見つけようとするのは、そもそもナンセンス
好きな仕事より、必要とされる仕事を

第3章 なぜ、地方のほうが豊かに暮らしやすいのか
地方は本当に豊かではないのか?
一度東京に出て、年を重ねないと地方の良さに気づけない
人材不足だからこそチャンスあり
必要とされる仕事こそ、やりがいのある仕事になる
地方経済がシュリンクするなかで、ビジネスは成り立つのか
人口約60万人でも一人あたりGDP世界一を達成した国
地方には“ブルーオーシャンがある”
手に職がなければ、経営や管理のスキルを活かせばいい
地方では個人の力を発揮できる機会が多い
ITの発展・普及によって広がった地方ビジネスの可能性
錦鯉か梶剛か

第4章 地方で豊かに楽しく生きるための人生設計
移住の目的や理由を明確にしよう
移住先は生まれ育った地元を優先する
家族をもつイメージをする
営業職を厭わない
何度でもスタートを切る覚悟をする
仲間をつくる
自分の資産運用を始める
素人の儲け話に騙されてはいけない
お金を増やすゲームはプロフェッショナルに聞く
アウトドアで遊ぶ
時に酒を飲み、歌を歌う

第5章 地方移住者にこそおススメしたい独立・起業
せっかくなら地方で起業を目指そう
地方でも起業は必要とされる仕事を探す
計画したなら思い切りよくやってみる
個人面談で同じ価値観を共有する
会計の知識を身につける
事業承継も視野に入れてみる

第6章 地方で新たな第一歩を踏み出せば、満足できる人生が待っている
地方で働く起業家たち
未経験からの出発
IFAへの挑戦
リクルート支援事業を始める
ゆっくりとした日常と少しのゆとりがあれば良い

おわりに
人生を変えた一冊
それは奇跡かもしれない
地方はあなたを必要としている

著者:森 康彰

有限会社e.K.コンサルタント代表取締役
株式会社レクスト共同出資者
1999年琉球大学理学部海洋学科卒業後、テレビせとうちクリエイトに入社し2001年に退社。
退社後は沖縄にてフリーで映像制作に携わり、
2009年よりe.K.コンサルタントで岡山県を中心に一般向けに資産運用の提案、コンサルティングを行っている。
また、現在はリクルート支援事業を行うレクストの経営に共同出資者として参加、
学生に岡山の企業の魅力を伝えるイベントをNPO法人だっぴと共同開催するなど、Uターン就職促進に力を入れている。

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