ギャンブル・お酒はやめられる!

ギャンブル・お酒はやめられる!

大塚明彦/森本志保[著]

2020.10.16

1540円(税込)

幻冬舎メディアコンサルティング

単行本

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書籍内容

やめられないのは「病気」です。
ギャンブル・アルコール依存症から脱却する方法をベテラン精神科医が徹底解説

パチンコ、スロット、競馬、競輪などが趣味で週末に楽しんでいる。
あるいは、お酒が好きで毎日のように飲んでいる。
そういう人は少なくありません。
しかし、熱中するあまり趣味や嗜好の域を超えて、健康を害したり、生活が苦しくなったり、トラブルを起こして本人だけでなく周りの人に迷惑をかけているのだとしたら、それは大きな問題です。

ギャンブルやお酒が理由で仕事や家庭、人間関係などで不利益が生じているにもかかわらず、それをやめることができない状態は、「依存症」と疑われます。
依存症というと、「意志が弱い」「性格がだらしない」などという印象をもつ人も多く、
日本ではまだまだ根強い偏見があるのが現状です。
しかし、ギャンブルやお酒の問題で悩む人は年々増えてきており、誰でも陥る可能性があります。
そして、その解決のためには適切な治療を受けなくてはならないのです。

本書は、開院以来30年以上にわたり医療の現場で患者さんに寄り添い診療を続けてきたベテラン精神科医が、自ら診療した患者さんの事例を踏まえながら、ギャンブル依存症やアルコール依存症から脱却するための方法を解説します。

目次

はじめに
第1章 「やめたいのにやめられない」……そんなあなたは依存症かも
第2章 何をもって「依存」とするのか 依存症の本質
第3章 「治らない、治せない」が当たり前 日本の依存症治療の現実
第4章 「やめられない」のは脳のせい 依存症を引き起こす「脳のタイプ」とは
第5章 早くラクに治せる 依存症に効果大の服薬治療
第6章 壊れかけた人生も立て直せる 依存症は治せる病気
おわりに

著者:大塚明彦/森本志保

■大塚明彦
医療法人社団明萌会大塚クリニック名誉院長、千葉先端精神医学研究所所長。精神保健指定医。1966年に千葉大学医学部卒業後、千葉大学医学部附属病院精神科神経科に入局。1971年千葉大学大学院にて医学博士取得。同仁会木更津病院、千葉県精神保健センターを経て、1983年に大塚クリニックを開設し、院長に就任。日本精神神経学会専門医。公益社団法人日本精神神経科診療所協会元監事。日本外来臨床精神医学会副理事長。日本外来精神医療学会理事。2017年10月、厚生労働大臣賞受賞。
著書は『医食同源 名医が語る最新医学――うつ病・ストレス』(共著、実業之日本社、2004年)、『その痛みは「うつ病」かもしれません』(草思社、2007年)、『「心の病」の嘘と真実』(共著、幻冬舎メディアコンサルティング、2016年)、『「精神病」の正体』(幻冬舎メディアコンサルティング、2017年)など多数。

■森本志保
東京慈恵会医科大学卒業後、千葉大学医学部附属病院精神科神経科入局。千葉市療育センター木村病院を経て、大塚クリニック院長に就任。精神保健指定医。日本精神神経学会専門医。千葉県女性サポートセンター嘱託医。公益社団法人千葉犯罪被害者支援センター専務理事。
著書は『「心の病」の嘘と真実』(共著、幻冬舎メディアコンサルティング、2016年)。

ネット書店

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