日本刀と日本人

日本刀と日本人

川島貴敏[著]

2020.12.15

880円(税込)

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書籍内容

日本刀は単なる武器ではない。
日本人の心を表象する日本文化の真髄である。
日本刀に魅せられ、刀剣商となった著者が語る、
「日本人が知らない」日本刀の魅力と、
日本刀を通して知る“本当の日本”とは――。

古くから日本刀は御守り刀として、親から子へ、主君から臣下へ、
そして花嫁の父親から娘への結婚のお祝いとして贈られてきた。
天皇の皇位の印である三種の神器が、鏡と玉と剣であることもよく知られている。
現在、日本に存在する国宝1100点あまりのうち、 約1割にあたる110点ほどが日本刀だ。
近年では『刀剣乱舞』の大ヒットで、若い人にも日本刀ブームが起きている。
そのように日本刀は、日本人と深いつながりがあるにもかかわらず、
現代においては実際に触れたり、目にしたりする機会が限られている。
日本人が忘れかけている日本の心と日本文化の魅力を、日本刀を通じて再認識できる一冊。

目次

はじめに
第1章 武器といえない日本刀
第2章 神代の時代から第二次世界大戦まで
日本の歴史は日本刀とともにあった
第3章 日本刀は日本人の証であり誇りである
第4章 「知らない」ことを知らない日本人
おわりに

著者:川島貴敏

昭和31年、静岡県富士市に製紙会社の長男として生まれる。日本大学経済学部在学中にアメリカ留学を経験し、そこで叔父の商売である日本刀の仕入れを手伝う。その後、自らも日本刀を売買する刀剣商として独立。昭和56年、川島美術刀剣(現株式会社泰文堂)開業。平成7年、株式会社泰文堂を設立して代表取締役に就任。平成21年より、全国刀剣商業協同組合副理事長を務める。銀座の並木通りに面した一等地に店舗を移転して、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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