AIは人類を駆逐するのか? 自律世界の到来

AIは人類を駆逐するのか? 自律世界の到来
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太田裕朗[著]

2020.07.02

880円(税込)

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書籍内容

「AI」が人類にもたらすのは脅威か福音か
「博士×ベンチャー企業経営者」の著者が
自らの研究と実践に基づいて解説する

原子力、遺伝子操作に続いて登場した画期的なテクノロジー「AI」が
人類にもたらすのは脅威か福音か――
「博士×ベンチャー企業経営者」の著者が自らの研究と実践に基づいて解説する人類史上最大のパラダイムシフト

今やAIは、「自ら学習する」という能力をますます高め、人間の頭脳を上回るようになったといっても過言ではありません。
そんな高度なAIが組み込まれた「機器(ロボット)」がこれまでよりも多様な場面で私たちの暮らしを支える未来は、すぐそこまで来ています。
その結果、どのように世界が生まれ変わるのか、具体的にはまだ誰も想像することができません。

私は本書を通し、「自動」から「自律」への道のりをたどりながら、AIの人間社会への影響、そしてあるべき未来について、時に案内役となりつつ、皆さんと一緒に考えたいと思います。
「AIの進歩」のように大まかに語られがちなテーマだからこそ、専門用語をできる限り避け、分かりやすく、しかし多くの話題を丁寧に解説していくなかで、新たな“知的生物”との未来について、皆さんの問題意識を喚起していくつもりです。

今後、自律したAI、AIを〝脳〟に持つロボットがさらに進歩していけば、私たちは人類として、その存在価値がよりシビアに問われていくでしょう。
そうした時代の到来を控える今、テクノロジーと人類の未来を考える多くの方にとってなんらかのヒントになれば幸いです。
(「はじめに」より抜粋)

目次

はじめに
序章 自律世界の到来 AIがすべてを支配する社会がもうそこまで来ている
第1章 コンピューターによって加速する自動化 「自動」と「自律」は何が違うのか
第2章 自動が内包する自律への動き AIは人類を駆逐するのか
第3章 AIをどう教育すべきか ――自律世界の未来を定めるのは人間である
第4章 22世紀は自律する頭脳と共存する時代になる
おわりに

著者:太田裕朗

10年以上にわたる物理/工学分野のアカデミックキャリアを経て、経営者に転身。現在(2020年)は、ドローン技術の自律制御システム研究所代表取締役CEO(現職)。 京都大学の学生時代、プラズマ理論研究の第一人者の故若谷誠宏教授のもと核融合/プラズマ研究室で研究をスタート。その後、株式会社ロームの研究開発本部の研究員、京都大学大学院航空宇宙工学専攻助教を経て、カルフォルニア大学サンタバーバラ校(UCSB)Solid State Lighting and Energy Center およびThe Center for Energy Efficient Materials(兼務)にて主に中村修二教授(2014年ノーべル物理学賞)のもと半導体分野の学術研究に従事。 その後マッキンゼーアンドカンパニー東京支社を経て、ドローンベンチャーの自律制御システム研究所の代表取締役社長として2018年度マザーズ上場。京都大学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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