俺が街を変える
書籍内容
唯一無二の建築物を創造する。斬新なデザインで街を変える男の「街づくりの美学」とは。
私には明確なヴィジョンがあった。
それは「この街を変えよう」という思いだ。
針が止まった古時計のように、何十年もの間、誰からも振り向かれなかったこのエリアに、新たな時を刻みたい。
地元に根強く残るマイナスイメージが土地の価値を下げているのなら、そのイメージを覆すパワーを持った建物を自分で建てればいい。
それがときめくデザイナーズマンションなら、立地は便利だし、ここに住みたいと思う人は必ず集まってくる。
それには唯一無二の特別な異彩を放つデザインが必要だ。
――PROLOGUEより一部抜粋