「値段」で読み解く 魅惑のフランス近代絵画

「値段」で読み解く 魅惑のフランス近代絵画

髙橋芳郎[著]

2017.05.01

1540円(税込)

幻冬舎メディアコンサルティング

単行本

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書籍内容

モネ、ルノワール、セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホ、マティス、ピカソ、ユトリロ、モディリアーニ、藤田嗣治、シャガール……
巨匠たちの画風の変遷を「作品の値段」から読み解く

2015年2月10日、ゴーギャンの油絵「いつ結婚するの」が、史上最高額――約3億ドル(当時の為替レート換算で約355億円)もの高値――
で落札されて世間の注目を集めました。
もちろん、高額で取引されているのはゴーギャンばかりではありません。
セザンヌやピカソ、モディリアーニなどの絵画も、それぞれ200億円以上の価格で売買されています。
この4人はいずれも19世紀から20世紀にかけて活躍した画家です。
そして4人とも、フランスのパリに居を構えていました。
フランス近代にあって「芸術の都」と呼ばれたパリ――
そこは世界の芸術の中心地で、数多くの画家たちが切磋琢磨する場所でした。
セザンヌ、モネ、ルノワール、ゴーギャン、ゴッホ、マティス、ピカソ、ユトリロ、モディリアーニ、藤田嗣治、シャガール……
パリを舞台に活躍したのは、いずれも綺羅星のような巨匠たちです。
二度にわたる世界大戦で疲弊しきった人々は芸術作品に癒しを求め、芸術家たちもまた世間の要請に応えるように数多くの傑作を世に送り出しました。
これらフランス近代の作品群は、現代の絵画マーケットで高く評価されています。
絵を描く人は近代以前にも数多くいましたが、彼らは誰かの依頼で職業的に肖像画などの絵を描く「職人(アルチザン)」でした。
今日私たちが「画家」という言葉を聞いてイメージするような、絵画を通じて自己表現を行う「芸術家(アーティスト)」という概念は、近代フランスにおいて誕生したのです。
画家が職人として“制作”をしているのか、それとも芸術家として“表現”をしているのか――
そのスタンスの違いは、成果物としての絵画にも大きな変化をもたらしました。
現在、芸術作品である絵画を商品として売買することができるようになったのも、すべては19世紀後半のフランスにおける近代絵画の隆盛があったからです。
フランス近代絵画は、現代におけるモダン・アートの源流であると同時に、絵画芸術のピークだったのです。
ところが、いかに人気のある画家であっても、作品への評価は時代によって異なります。
実はひとりの画家の低迷期から絶頂期まで――
絵画の価格を見れば、その人生の起伏を如実に読み解くことができるのです。
そこで本書では、「値段」を切り口にした新しい絵画の見方を提案していきます。
絵画に値段が付く仕組みや、市場で評価される絵画の共通点、フランス近代絵画ならではの傾向……
これらを知ることで、絵画をより深く鑑賞することができるようになるはずです。

目次

「絵画の値段」はどうやって決まるのか?
オークションで数百億円の高値がつく「フランス近代絵画」の魅力
モネ
ルノワール
セザンヌ
ゴーギャン
ゴッホ
マティス
ピカソ
ユトリロ
モディリアーニ
藤田嗣治
シャガール
「本物の一枚」を手に入れた者だけが知る、プライスレスな価値
悠久の芸術を守り継ぐ「画商」の使命

著者:髙橋芳郎

株式会社ブリュッケ代表取締役。愛媛県出身。美術大学卒業後、都内の画廊での修業を経て、1990年に独立。東京・銀座に、故郷の秀峰の名を冠した「翠波画廊」をオープンさせる。以降26年にわたり巨匠の作品を数多く扱う。特に20世紀初頭に活躍したフランス近代の画家に造詣が深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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