誤診だらけの認知症

誤診だらけの認知症

座間清[著]

2016.11.24

1540円(税込)

幻冬舎メディアコンサルティング

単行本

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書籍内容

高齢者専門クリニック院長が「誤診」「誤投薬」による被害を暴き
認知症の正しい知識と頼れる医師を見極める方法を解説

認知症治療法はいまだ確立しておらず、臨床の現場でも混乱が続いているのが現状だ。
認知症はそれぞれの原因疾患によって有効な薬剤が異なるが、
その診断方法があいまいで、薬剤によってより症状を悪化させてしまうこともあり、
適した薬剤、およびその量の判断が難しくなっている。
にもかかわらず、患者や患者の家族側はその全容が見えにくいために、
本当は間違った治療を受けていたとしても、それに気づく事は難しい状況に置かれているのだ。
著者自身、誤った認知症治療の末に義父を失うという経験があり、深い問題意識を持っている。

既存の治療法や学閥などに捉われず、
純粋に患者にとってベストな治療を模索する中でたどり着いた治療法や症例を紹介し、
認知症は改善すること、予防できることを説く。

目次

第1章 増え続ける認知症患者と治療薬による薬害
第2章 知識不足の「名ばかり専門医」が誤診を繰り返す認知症外来の限界
第3章 誤診・薬害を回避するには患者側の知識武装が不可欠 正しい知識を持つ専門医を見抜くための基礎知識
第4章 誤診による「薬漬け」治療から脱して改善した認知症患者たち
第5章 治療の選択肢を多く持つことで、認知症改善の可能性は劇的に高まる

著者:座間清

ざまクリニック所沢院長。専門は整形外科。加えて老年内科、抗加齢医学も実施。東京都老人医療センター(現東京都健康長寿医療センター)での勤務経験から高齢者機能の多様性(ダイバーシティ)を実感、抗加齢医学的介入の有効性を確信。レビー小体型認知症である義父の医療過誤を含め、高齢者医療における問題を解決すべく、埼玉県所沢市にて地元に密着した老年内科の診療を開始。特に認知症医療に関しては、基礎研究結果に基づく理論を重視、保険診療においても抗加齢医学を考慮し、認知症患者にとって最も適した治療を提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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