我が子の命を奪うB型肝炎

杉浦 時雄[著]

2025.12.09

990円(税込)

幻冬舎

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書籍内容

中高生の子どもがいる親に必ず知ってほしい!

一度感染すると生涯つきまとう、B型肝炎ウイルスの脅威


昨日まで元気だった我が子が突然高熱を出して、みるみるうちに容体が悪化、そのまま短時間で命を落とす――B型肝炎はある日突然、子どもの命を脅かすことがある病気です。
2016年にワクチンが定期接種化されてからは、生まれた赤ちゃんの多くは予防接種を受けています。そのため、現代の親世代にとっては「名前は聞いたことはあるけれど、身近に感じにくい病気」になりつつあります。一方で、2016年より前に生まれた子どもたちは、自費で希望しない限りワクチンを接種していない可能性が高いのです。

著者は、小児科医として長らく臨床の最前線に立ち、とりわけNICUでの診療を通じて新生児医療や肝炎治療に関する知見を深めてきました。さらに肝臓専門医として、肝炎ウイルスの研究にも携わり、その成果を日々の診療に活かしながら治療に向き合ってきました。
そうしたなかで、B型肝炎が劇症化し命を落としかけた子どもの治療に当たった経験は、感染症の恐ろしさと、社会全体に危機感が欠如している現状を痛感する出来事になり、著者がワクチン接種の重要性を強く訴え続ける原点にもなりました。
B型肝炎は治癒が見込めない病気であり、ウイルスのキャリアになった場合、生涯治療を続けなければなりません。本書では、B型肝炎の基礎知識や感染経路、潜む危険性を分かりやすく説明しています。また、ワクチンの有効性や副反応への正しい理解、さらに家庭でできる感染予防の工夫まで、日常に役立つ知識を具体的に解説していきます。
身近に潜むリスクを正しく理解し、わが子を守る行動へつなげる――その小さな一歩を力強く後押しします。

著者:杉浦 時雄

小児科専門医 肝臓専門医
杉浦時雄(すぎうら ときお)

1974年愛知県碧南市生まれ。
名古屋市立大学医学部卒業後、蒲郡市民病院小児科勤務を経て、2002年から同大学院で肝炎ウイルス、小児の肝臓を専門に研究を始める。2009年より名古屋市立大学で、小児科医局長、NICU病棟主任、講師などを務める。2017年に蒲郡市民病院小児科部長を務めたのち、翌年、生まれ育った碧南市に杉浦こどもクリニックを開業。2022年、医療法人吉邦会を設立し現在に至る。医学博士。5人の父。柔道弐段。

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