『陸上自衛隊ますらお日記』著者・ぱやぱやくんさんインタビュー|陸上自衛官の何気ない日常の姿を伝えたい
Twitter15万フォロワー超えの元陸上自衛官が描く、愛とユーモアに溢れた自衛隊ライフ『陸上自衛隊ますらお日記』(KADOKAWA/2022.2.24刊行)の著者であるぱやぱやくんに本作の見どころや裏側を聞きました。
ーー『陸上自衛隊ますらお日記』刊行のきっかけを教えてください。
自衛隊の思い出話をTwitterやブログに書いているうちに徐々に話題になり、出版に至りました。どこにも行き場のない私の思い出話が、出版という形になってとても嬉しかったです。
ーー『陸上自衛隊ますらお日記』ではどのようなことを伝えたいのでしょうか。
陸上自衛官の何気ない日常の姿を伝えたいと思っています。
テレビなどのメディアでは「自衛隊はヒーロー」や「規律正しい人たち」という伝え方が多い自衛隊ですが、それはメディア向けに作られたイメージです。もっと肩の力が抜けた姿を読者の皆さんに伝えることで、自衛隊に対する親近感を持って欲しいですね。
ーー『陸上自衛隊ますらお日記』で特に重視したポイントを教えてください。
陸上自衛官は過酷な任務を乗り切るために、ポジティブシンキングを超えた「ますらおシンキング」を炸裂させます。活動中に大雨が降れば「雑草と同じで雨に打たれただけ強くなる」と語り、「水分補給ができてちょうどいい」と雨水と一緒に食事を取ります。そんな「ますらお」な話と、ゆるい話のコントラストが本書の魅力だと思います。
ーーぱやぱやくん様ご自身として今度どのようなことに挑戦していきたいと思いますか。
ズバリ…小説です。砂川文次先生とは違うアプローチで書きたいです。
出版社さん、お話をお待ちしております。
ーー読者の皆様に向けて一言お願いいたします。
本書を通して自衛隊を身近な存在だと思っていただければ幸いです。よろしくお願いします。