父が溶かした退職金【上】 感情に振り回されない「マインドフリー」投資

書籍内容
◆「退職金デビュー」に失敗した父。多額の損失が…
「退職金デビュー」に失敗し、変額年金、高コストな投資信託、頻繁な売買により、退職金の多くを失った、筆者の父。
しかし、FPである筆者が顧客の相談に乗っていると、さらに深刻な事例に出会います。
夫の死亡保険金2000万円全額で一時払い外貨建て保険を購入し、「いい商品を紹介してもらった」と喜んでいる人。
大量の保険に勧められるまま加入し、それでも「不安が消えない……」という人。
非常に手数料の高い「おまかせ運用」の仕組みを契約し、投じた多額の資金が大きく減っているのに、本人は「プロに任せているから大丈夫」という人。
このような事例に出会うと、父のような高コストな投資信託をたくさん保有していた例が、かわいく思えてしまうほどです。
◆それは、あなたやあなたの家族にも起こりうる話
実は、父のような事例はどこにでもある「普通の話」なのです。
明日のあなたかもしれません。あなたが大丈夫でも、今まさにあなたのご両親が同じ目に遭っているかもしれません。
筆者は「投資はやめよう」と言いたいのではありません。筆者も1990年代から続けています。その間、「ITバブル崩壊」や「リーマンショック」という、とんでもない暴落も経験しています。
それでも、投資は必要だと思います。きっと、あなたにも必要でしょう。
◆投資と「正しく付き合う」には、どうすればいいのか
投資の世界は、安易に飛び込むと痛い目に遭う世界です。最低限知っておきたいことがある。正しい付き合い方がある。でも、それを教えてくれる人がいないのです。
本書がその役割を担えたら。それが筆者の願いです。
目次
プロローグ:退職金を失ってしまった父
第1章 なぜ父の悲劇は起きたのか
第2章 父に教えたかった「たった2つの商品」
第3章 父が知らなかった「リスク許容度」
第4章 あのとき父に勧めたかった『マインドフリー投資』
エピローグ:父に見せたかった未来
付録




