創造と反骨の世界―デジタル放送研究開発史
書籍内容
地上デジタル放送開発の第一人者である著者が、
今だから語ることができる隠された真実の数々――。
技術立国日本の再興へ向けて
地上デジタル放送開発の第一人者である著者が、
今だから語ることができる隠された真実の数々――。
若き研究者たちの指針となる「在るべき研究者の姿」と
技術管理者に必要な「マネジメント論」が詰まった一冊。
“ガラパゴス”(国際規格に合わない独自の発達)と呼ばれた日本の技術。
そんな中、初めて海外で採用された地デジの開発は、一種の革命であった。
しかし、その裏には独りの研究者の50年に亘る苦悩と挑戦が隠されていた――。
コンピュータは早い時点でデジタル方式となった。電話もCDも早い時点で
デジタル方式となった。しかしハイビジョンのデジタル化は難しかった。
羽鳥光俊 東京大学名誉教授、国立情報学研究所名誉教授
挑戦的研究の成功には、組織の透明性確保が日本企業の共通課題。
研究者を志す学生、企業の研究者と技術者、改革を目指す技術経営陣への最適な書。
白井克彦 NTT取締役、元早稲田大学総長、元放送大学学園理事長
行政、企業、家庭もDX化あるのみ。CPE(顧客構内設備)のDX化、
我が国のDX化の経路依存性(青木昌彦先生)認識に必読の文献。
品川萬里 郡山市長、元郵政審議官
目次
第1部:デジタル放送伝送方式の研究開発
第2部:「闘い続けて」