小さな島の大きな家族 Message from Ikuchi Island

山中 康平[著]

2024.09.02

1600

単行本

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書籍内容

都会の喧噪から離れ、のびのびと暮らす

人とのつながりと豊かな自然――生口島の魅力に触れる


しまなみ海道のほぼ真ん中に位置する広島県の生口島(いくちじま)は、人口約8700人、自転車を使えば3時間足らずで1周できる小さな島です。古くは塩田・造船で栄え、現在では年間生産量約2000トンを誇る日本一のレモンの産地です。

人々は爽やかな柑橘類の香りに包まれ、穏やかな気候と瀬戸内海の美しい景色に恵まれ、島での日々をのんびりと過ごします。
そこには都会のような喧噪、頭を悩ますつらい人間関係、時間に追われる生活はありません。
島内の人々はみんなが温かく、島全体が一つの大きな家族のように、さまざまな年代の人々が互いにつながり支え合いながら暮らしているのです。
そんな魅力に惹かれて生口島に移り住み、特別養護老人ホームやデイサービスセンターなどを運営する著者は、施設の利用者をはじめとした島の人々と関わるなかで、毎日のように人とのつながりを肌で感じているといいます。

本書では「人とのつながり」をテーマに、生口島の自然や暮らしの魅力を余すところなくお伝えしています。
島での穏やかな暮らしに触れることで、都会とは異なる生き方を知ることができる一冊です。

著者:山中 康平

社会福祉法人 新生福祉会 理事長
1974 年、大阪府堺市出身。福祉関係の大学に進学、児童福祉を学ぶも一般企業に就職。その後、社会福祉の仕事の魅力を再確認し、社会福祉士の資格を取得、ソーシャルワーカーとしての活動を始める。2001 年、広島県尾道市に移住。新生福祉会に勤務。2007 年に施設長となり、2014 年に理事長に就任、現在に至る。

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