貴賤なき命たち 在宅緩和医が出会った、百人百様の「生」と「死」

片山 貴文[著]

2022.05.02

1430円(税込)

幻冬舎

単行本

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書籍内容

人は、いかに死ぬのか。
「そのとき」を前に、なにを望むのか。

「先生、家で死ねますか?」
「大丈夫。ぼくが毎日家に行って診察するから」

患者の心の深くに入り込み、
それぞれの「奥」を見抜き、
最期を看取る在宅緩和医の奮闘を綴る、
渾身のノンフィクション。

目次

第1章 “人生の総括“的インタビュー
第2章 -1 アメリカンドリームに憧れて
-2 モレキュラー時代の到来
第3章 研修医時代
第4章 アメリカ
第5章 父
第6章 桜(シーン1)
トピック・インタビュー:リスク
第7章 再び勤務医に
第8章 独立開業
第9章 -1 震災(前編)
第9章 -2 震災(後編)
トピック・インタビュー:家族の距離
第10章 若者の最期(シーン2)
終章 大切なこと

著者:片山 貴文

1968(昭和43)年生まれ。熊本市出身。久留米大学医学部を卒業後、
アメリカ・マサチューセッツ総合病院の癌センターに勤務し、人吉総合病院、
熊本南病院、熊本医療センター消化器科を経てわかばクリニックを開業。
「患者様を身内と考えて親身に対応する」をモットーに、一般診療のほか、
訪問診療、訪問看護、自由診療などにも力を入れて、地域に根差した医療を目指している。

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