改訂版 ブラックトライアングル 温存された大手損保、闇の構造
書籍内容
保険会社、国、そして裁判所。
交通事故被害者の前に立ちはだかる壁への
1人の弁護士の挑戦は、ここから始まった。
大手損保が軒並み最高益を記録する一方で、
保険打ち切り、見て見ぬ振りの裁判所、時代遅れの法律が依然として交通事故被害者の前に大きく立ちはだかっている。
2010年の刊行から5年が経過し、交通事故被害者をとりまく近年の状況を明らかにするべく、法改正や最新データを基に情報を改めた待望の改訂版。
目次
第1章 これが交通事故補償の実態だ
第2章 「払いたくない」保険会社の手口を暴く
第3章 後遺障害補償が抱える問題点
第4章 日本の保険制度のカラクリと問題点
第5章 問題だらけの交通事故裁判
第6章 今後の交通事故損害賠償のあり方