81歳おじいちゃん医師が教える 本当に幸せな老後

書籍内容
「いい人生だった」と笑顔で振り返るために
健康・生きがい・人間関係……
幸せな老後を迎えるために、今から考えるべきこととは?
人生100年時代といわれる現在、リタイア後の数十年を幸せに過ごせるかどうかは、私たち一人ひとりにとって大きなテーマとなっています。「仕事を辞めたら生きがいがなくなってしまうのではないか」「病気とどう向き合えばいいのか」「介護が必要になったときはどうすればいいのか」と、不安を抱えている人は少なくありません。実際、生命保険文化センターが行った調査(2022年)によると、8割以上の人が自分の老後生活に「不安感あり」と回答しています。
半世紀以上にわたり医療の現場に立ち続け80歳を超えた今も現役の医師として活躍している著者は、これまで数えきれないほどの患者の老後を見守ってきました。そのなかで、充実した現役時代を過ごしてきた人でも決して幸せとはいえない老後を迎えてしまったケースを数多く見てきたといいます。そして幸せな老後は偶然に訪れるものではなく、老いに対して十分な準備を行うことで手に入れることができるものと確信するようになりました。
本書では、医師として55年、そして81年の人生を歩んできた著者が考える「幸せな老後」について解説しています。健康管理の方法、かかりつけ医との上手な付き合い方、家族関係を良好に保つヒント、趣味や社会活動を通じた生きがいづくりなど、幸せな最期を迎えるために何が必要なのかを具体例を交えながら紹介しています。
自身や家族が人生の最終章をより豊かに、より幸せに過ごすためのヒントが詰まった一冊です。