生涯現役宣言 枯れない男になるための生き方

萩原章史[著]

2023.03.17

1650円(税込)

幻冬舎

単行本

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書籍内容

「老後」「定年」の考え方は時代遅れ!

いつまでもバリバリ働き、稼ぎ続ける
生涯現役の男が増えれば、沈みゆく日本は甦る

日本の高齢化率はこの半世紀で7.1%から29.1%に急上昇し、
すでに国民の4人に1人以上が高齢者です。
一方、子どもの出生数はこの半世紀で60%近く減少しており、
総人口が1億人を切るのは時間の問題です。
また少子化に伴う生産年齢人口(15歳以上65歳未満)も急激に減少しています。
現役世代が高齢者を支える日本の社会保障制度は崩壊寸前です。
日本のGDPも世界ランキングですでに中国に抜かれ、今は4位のドイツにも
追い抜かれそうになっています。
少子高齢化、それに伴う生産年齢人口の減少、国際競争力の低下……。
こうしたいくつもの逆風にさらされる日本が再生するためには、
いつまでも肉体と精神が若々しい「生涯現役」の中高年男性を一人でも多く増やし、
そして定年制の見直しをはじめとするオスたちがいつまでも活躍できる社会づくりを
国家の最重要戦略として取り組まなければならないというのが著者の主張です。

本書における生涯現役の男とは、定年など気にせず、気力体力を可能な限り若々しく保ち、
死ぬまで稼ぎ続け人生を謳歌するオスのことを意味します。
「老後」という考え方をもたないため、老後資金2000万円を貯める必要もありません。
最後の最後まで自分でお金を稼ぎ、自分で使いたいだけお金を消費します。
無駄な貯金をせず、交際費や遊興費も我慢せずにガンガン使いますから、
国内市場により多くのお金が回り、その分経済も活性化します。

なにより著者自身が、生涯現役の生き方の実践者です。50歳から肉体改造を始め、
この10年間で体重は約10kg減、ウエスト15cm減。BMIは22.4から19.4に改善。
20歳当時の体形、身長170cm・体重55kg・ウエスト69cmにほぼ近づきつつあります。
また健康面だけでなく仕事も絶好調で、事業も拡大し年収はこの10年間で8倍以上に増えました。
本書では生涯現役を実現するためのさまざまなアイディアとアプローチを紹介しています。
元気のない中高年男性がオスとしての本能を覚醒させ、いつまでも肉体的にも精神的にも
若々しく生きることで、沈みゆく日本は必ず復活する──。 
そんな著者の熱い思いがつまった渾身の一冊です。 

目次

はじめに

第1章 止まらない少子高齢化、生産年齢人口の減少、国際競争力の低下・・・・・・ 
オスに元気がなく、沈みゆく国ニッポン
日本の少子化と高齢化が止まらない
さらに少子高齢化が進めば、日本経済は破綻し、社会保障制度は崩壊する
この30年で日本の国際競争力は急落している
古いビジネスモデルに固執したせいで競争力を失った日本
世界的に見ても日本の平均賃金は低過ぎる
なぜ今、中高年のオスに元気がないのか

第2章 フィジカルとメンタルを鍛えオスであり続ける
日本を救うために必要な超重要国家プロジェクト「生涯現役宣言」
日本は定年制を廃止せよ~ノーベル賞経済学者の提言
日本の定年制は明治時代から始まった
日本の定年は現時点で60歳、年金支給は65歳から
人生100年時代において定年制は“時限爆弾”
定年制が社会の安定インフラだった時代はもうとっくに終わった
「老後」という概念があるのは人間とペットだけ
私はどのようにして「生涯現役」という生き方にたどり着いたのか
生涯現役の男たちが増えれば、日本経済が好転する
生涯現役の男が増えれば、日本のGDPが増え、国際競争力が高まる
親の介護のためにも生涯現役であるべき

第3章 生涯現役の男になるために〈フィジカル編〉
時速8キロで歩ける身体を目指せ!
50歳のとき身体はボロボロだった
腰痛を改善するため体幹トレーニングを始める
高速歩きトレーニングは時速8キロが目標
高速歩きトレーニングにはこんなにメリットがある
時速8キロを目標に毎日30分間歩こう
体幹を鍛えれば見た目もカッコよくなる
生涯現役のためには握力強化が極めて重要
2つのことを同時に行う“ながら”エクササイズ
ボロボロの体質を劇的に改善させた16時間ダイエット
身体のメンテナンスについて

第4章  生涯現役の男になるために〈仕事編〉
目の前の仕事に熱狂しろ!
38歳で大手ゼネコンを諦め、39歳で起業する
自らリスクを取ったからこそ
将来的にAIに代替されやすい職種は何か
フィジカルさえ強くて元気なら、高齢でも現場で働ける
自分に負荷を掛けなければ成長は望めない
無理だと思った仕事も断らない
複数の作業を同時並行で進める
仕事のデキる人は複数の作業を同時並行でこなしている
経験値を大きく上げるには外部要因も必要
仕事中メモは取らない
記憶した知識がなければアイディアは生まれない
メモを取らないことと記憶が役に立った実例
地方出張の帰路でお礼のメールを打つ
スマートフォンではネットを見ない
~生涯現役のためのビジネスHacks①
ウェブブラウザを仕事用に最適化する
~生涯現役のためのビジネスHacks②
焦点距離に応じて眼鏡は複数個用意せよ
~生涯現役のためのビジネスHacks③
もらった名刺と電子メールは定期的に捨てる
~生涯現役のためのビジネスHacks④

第5章 生涯現役の男になるために〈カネ編〉
稼いだお金はすべて自己投資に回せ!
「老後2000万円問題」とは無縁に生きていく
将来のために貯めるのではなく、将来のために使う
飲食店は“常連になる価値のある店”にしか行かない
生涯現役だからこそ食べることにベストを尽くす
生命保険は死亡保障より医療保険を重視
財布にはいつも3万円くらい、お小遣いは月30万円あれば

第6章 生涯現役の男になるために〈恋愛編〉
20歳年下の女性に好かれる男になれ!
女性に「嫌われない」だけでなく「好かれる」ために
強いオスには若々しく元気な肉体と人並み以上の経済力がある
四六時中「誰かから見られている」という意識をもて
女性と食事に出掛けるだけで、生涯現役の男の男気がアップする
本音で有効なアドバイスをすれば、女性の信頼を得られる

第7章 生涯現役の男になるために〈コミュニケーション編〉
武勇伝を語り合い、切磋琢磨できる仲間を増やせ!
切磋琢磨できる友人とのみつきあう
顧客の立場から一歩踏み込んだメールで、新たなビジネスを模索する
コミュニケーションにも知識は必要
生涯現役の思想を体現する施設が2024年にオープン

第8章 中年たちよ、たち続けろ!
生涯現役の男が増えれば、沈みゆく日本はよみがえる
時すでに遅しの「異次元の少子化対策」
難題の打開には、生産年齢人口の増加が至上命令
式年遷宮のように「常若」に生きる
生涯現役のムーブメントこそが日本再生の起爆剤

おわりに

著者:萩原章史

1962年、静岡県に生まれる。1980年、早稲田大学政治経済学部に入学、卒業後の1984年に大手ゼネコンである株式会社間組に入社。2年目の海外事業部への異動をきっかけに、中国やアメリカに赴任し海外の文化や出来事を経験することで新たな価値観が芽生える。 2000年には間組を退社し、2001年に株式会社食文化を設立。一般流通にのらない地方の地場食材をネット販売するECサイト『うまいもんドットコム』の運営を開始し、その後グルメ雑誌や自治体と連携し食を取り扱う数々のECサイトの運営に取り組んでいる。ECサイトのほかにもさまざまな企業や自治体と提携し食に関する販売促進事業にも携わるなど活躍の場を広げている。

ネット書店

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