私とピコリーノ 働く女性に贈る30の言葉 

山根以久子[著]

2023.02.21

1650円(税込)

幻冬舎

単行本

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書籍内容

今が雛でも大丈夫
一歩を踏み出し大空へ羽ばたこう

男性ばかりの会社で専業主婦からいきなり社長に就任し
V字回復・売上15億円増を達成させた女性経営者が語る
女性が社会で輝くための心構え


公園や街角で、金属製の小鳥が4羽留まっている車止めを見かけたことがある人は多いと思います。
これは著者が会長を務める会社の製品、ピコリーノ。
「小さいもの」という意味のイタリア語「ピコラ」にちなんで付けられた造語で、
「おチビちゃん」「ひよっこ」「雛」といったニュアンスです。
大学卒業後間もなく結婚し専業主婦人生を歩んできた著者は、50歳のとき、
父親の急逝をきっかけにある日突然社長に任命されました。
とはいえ会社員すら経験したことがなかったためいきなり社長になっても
できることなど何もなく、もう辞めてしまいたいという気持ちでいっぱいだったと言います。
しかし、そんなときに著者の心にとまったのが、ピコリーノです。
著者の脳裏に浮かんできたのは、計り知れないほどの苦労を重ねて
この製品や会社を築き上げてきた創業当時の父親や当時の幹部の姿でした。
そして、ここで会社を投げだしたら父親たちの苦労は水の泡になってしまうと心を奮い立たせ、
自分もピコリーノの小鳥と同じ雛だ、ピコリーノと一緒に成長して空に羽ばたけばいいのだと
思うようになり、自分にしかできない社長職を勤め上げる覚悟を決めたのです。
著者が子育てを経験した女性ならではの強みを活かして
社員を幸せにするという軸を貫いた経営を行ったことで、会社を良くするためには
どうすればよいのかを自ら考え行動できる社員が増えていき、現在の会社の売上は
社長就任時の約35億円から1.4倍以上増え、2022年には50億円を突破しています。
本書では、社会に出たばかりの若い人やキャリアアップを目指している人、
仕事を辞めてしまったけれどもう一度働きたいと考えている人などに向けて、
女性が輝きながら働く方法について著者の考えをまとめています。
会社で活躍できる自信がない方にとって、心の支えとなる言葉に出会える一冊です。

目次

はじめに

序章 専業主婦、社会人未経験
そんな私でも男性中心の業界で社長として活躍できた
・社長を退任した今思うこと
・試練はある日突然やって来る
・苦悩の日々を支えてくれたピコリーノ

第1章 自分に自信がない人へ
自分の限界は自分がつくっている
・誰かが助けてくれるだろうという考えは甘えである
・新米女性社長への戸惑いと不安
・自信とは驕りではなく、自らを信じること
・お尻に火を付けた専務の言葉
・経営道場のようなセミナーで経営論を磨く
・自信がないというのはやらない言い訳
・まずは自分を信じて、やってみる
・覚悟をもてるようになれば、おのずと道は拓けてくる
・覚悟ができたら、もう大丈夫
・私なりの会社像を考える
・社員の幸せを考える経営
・一歩踏み出せば、世界は大きく広がっていく
・やり遂げる覚悟をもっているかどうか
・自分にしかできない輝き方がある
・自分にできることは何かを考えてみる
・自分の「好き」から何かを始めてみる
・気軽に声を掛けてもらえる存在になろう
・一歩踏み出したいけど、踏み出せない人へ
・人との縁で人生は変わっていく
・これまで生きてきた自分の感性を信じよう
・私らしい経営のスタートへ
・社内文化や行事の復活
・新しい組織と評価制度をつくる
・未来のための投資を怠らない
・ファブレス経営から内製化へ
・内製化で生まれたメーカーとしての誇り
・絶対に叶えたい夢は口に出し続ける
・「5年後に50億円を目指す」と言い続けて
・夢を大きく羽ばたかせるためにチャンスをつかむ

第2章 「女性だから」と諦めるのはもったいない
女性にしか描けないキャリアプラン
・自分の能力を100%出し切っていますか?
・「あなたがもって生まれた能力を、全部使い切りなさい」
・50代にして、全力を出し切る愉しさを知る
・「できない自分」を認めて、強みにする
・「Fランク」社長からのスタート
・知らないからこその強み
・女性社長であることのメリット
・今は完璧にできなくても大丈夫! 10年後の自分に期待しよう
・子育ても介護も大事な仕事
・自分がロールモデルになる覚悟をもつ
・壁をつくっているのは、自分には無理だという思い込み
・立場が人を育てる
・与えてもらうだけでは自分のものにはならない
・どんなことも、愉しんでやらなければもったいない
・やらなければいけないことこそ、愉しんでやる
・成功するまでやり続ければ、失敗はない

第3章 自分の強みをとことん伸ばす 
職場で自分らしく働くために必要な心構え
・男女の違いを理解して行動しよう
・男性と女性の話し方の違いに気づく
・男性社会で通用する話し方を身につけよう
・論理的に話すために心がける3つのこと
・話は誰でも分かるようにシンプルに
・聞き手のせいにせず、分かってもらう努力が必要
・伝わらないとき、焦りは禁物
・相手に伝えたいなら、「伝わる土壌」をつくろう
・自分なりの方法で伝える努力をする
・何を考えているかが分かる人になろう
・不機嫌そうな態度だけでは何も伝わらない
・自分を分かってもらう努力も必要
・互いに違いを認め合い、相手に合わせた話し方をする
・男性には結論を、女性には共感を示す
・男性は縦社会で生き、女性は横社会で生きている
・自分の強みを活かそう。主婦にも強みはある!
・無駄のなかから新しい発想が生まれる
・家事で培ったマルチタスク対応とバランス感覚
・過保護や甘やかしは、女性自身のためにならず
・男性が間違いがちな、上から目線の「フェミニズム」
・女性こそ強い芯をもとう
・涙がこぼれても、自分を卑下しなくてもいい
・女性はヒステリックと言われないために
・「女の涙は汗だと思いなさい」
・多様化の時代には、男女が互いの良さを認め合うことが大事
・男女両方の視点が必要

第4章 今が雛でも大丈夫
一歩を踏み出し大空へ羽ばたこう
・街を守り、人を癒す。社会に貢献できるのは何より幸せなこと
・洋服を着たピコリーノ
・ピコリーノが地域の人を結ぶ
・人を喜ばせることが仕事の核
・いきなり成果を求めず、長い目で見る
・次の仕事に結びつくのをじっくり待つ
・部署を横断するプロジェクトチームで結束を固める
・つらいと感じるときは、一段上の挑戦をしているときかもしれない
・待っていても、アイデアは空から降ってこない
・つらいときは自分が成長しているときだと考えてみる
・高い山を目指しながら、目の前の一歩を進めよう
・環境のせいにせず、自分を磨く
・道に迷ったときは、自分の本心としっかり向き合おう
・どんな人も自分の人生の主人公
・相談できる人や愚痴を言える人を大事にしよう
・日頃から心を開ける人をつくっておく
・失ってから気づく心の支え

おわりに

著者:山根以久子

1955年生まれ。島根県出雲市大社町出身。
大阪女子大学(現大阪公立大学)社会福祉学科卒業後、結婚を機に専業主婦となった。株式会社サンポールの社長を務めていた父の逝去(2002年)を受け、2006年に同社代表取締役社長に就任。2022年12月に退任し代表取締役会長に就任。旗ポール、車止めを通して全国各地の景観と人々の安全を守る心のこもった製品づくりを心がけ、旗ポールは全国シェア80%、車止めは全国シェア35~40%を占めている。近年では小鳥付車止め「ピコリーノ」が話題となり、累計で1万1000台以上の売上を達成した。

ネット書店

  • https://amzn.to/3f3Yc6Z

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