がんと闘う「NKT細胞標的治療」

伊東 信久[著]

2021.09.27

1430円(税込)

幻冬舎メディアコンサルティング

単行本

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書籍内容

がんや感染症は防ぐことができる時代へ
免疫細胞「NKT細胞」を活性化することで最強の免疫を獲得できる

医療技術が進歩した現代においても、がんはいまだに多くの人の命を奪う天敵です。
日本における年間死亡者数を見ても死因の1位はがんであり、これは1981年以来その座を一度も譲っていません。
もちろん医療従事者や研究者は、がん患者を救おうと治療法の研究を日々続けていますが、それでもなお打ち倒すことが叶わない病が、がんなのです。
(「はじめに」より抜粋)

がん細胞は、誰の体内でも毎日3000~5000個は発生しているといわれています。
それでもがんにならないのは、体に備わっている免疫機能によって日々排除されているからにほかなりません。
しかし免疫機能も加齢とともに低下していきます。

がんの3大療法である手術・放射線・抗がん剤に加え、近年は「免疫療法」も注目されています。
なかでも理研免疫再生医学が研究・開発した「NKT細胞標的治療」は、
自然免疫と獲得免疫の両方の機能を併せ持つ、免疫のなかのスーパーリーダー的なNKT細胞による最新の免疫療法です。
このNKT細胞の働きを活性化すれば、免疫機能全体の働きを高めてがんに対する攻撃力が強化されることがわかってきました。

この新しい免疫療法が、いかに有効であるかをエビデンスに基づいて解説するとともに、
免疫のメカニズムなどの基礎知識も提供することで、玉石混淆である免疫治療の情報の中から正しいものを紹介します。

目次

はじめに

第1章 なぜ人はがんになってしまうのか?
・人間には健康を保とうとする力が備わっている
・なぜがん患者は増えているのか
・加齢とともに免疫機能も老化する
・がん細胞が増え続けてしまうと、がんが発症する
・がんは増殖・転移をするからさらに厄介
・がんに勝つには免疫のアンチエイジングが必要不可欠

第2章 がん・感染症……病気になるかならないかは免疫の働き次第
・自分と自分以外を選り分けるのが免疫の仕事
・免疫は2段構えで異物を排除するシステム
・細胞には「私」を示す印がついている
・免疫の担い手は“白血球”の精鋭部隊
・免疫細胞はどこで作られる?
・胸腺はT細胞のエリート訓練所
・サイトカインは情報の連絡係
・がん細胞はあらゆる手段で免疫細胞の監視をすり抜ける
・腸は最大の免疫器官でもある
・食物を排除しない腸管免疫は意外とファジー
・アレルギーは免疫の暴走?
・免疫はストレスに弱い

第3章 人体内の免疫で最強の「NKT細胞」驚異の働き
・がん3大療法の限界
・免疫力を上げることに着目した「免疫療法」
・従来のがん免疫療法が効かなかった理由
・NKT細胞は人体最強の免疫細胞だった
・NKT細胞のがんに対する6つの働き

第4章 免疫のスーパーリーダー「NKT細胞」を活性化してがんに勝つ
・免疫療法の拡大解釈に要注意
・NKT細胞標的治療とほかの免疫療法との比較
・活性化NKT細胞による「NKT細胞標的治療」とは
・NKT細胞標的治療の流れ
・NKT細胞標的治療の臨床試験で顕著な効果
・がん治療の評価の難しさ
・実際にNKT細胞標的治療を受けた患者の症例
・NKT細胞標的治療の可能性
・NKT細胞標的治療Q&A

第5章 免疫力を上げてがんを予防するために体内環境を整える
・免疫力が高まれば自然治癒力が起動する
・健康は寝ている間につくられる
・早く起きれば良い睡眠を得られる
・リンパ球はリラックスすると元気になる
・笑っていれば免疫力はパワーアップする
・発酵食品を摂って腸内細菌を味方につける
・抗酸化作用のある食材を摂って細胞の老化を防ぐ
・適度な運動は血液・リンパ液の流れを良くする
・体温を上げると体の機能は高まる
・深呼吸をすればストレスを軽減できる
エピローグ 健康寿命が延びれば人生120歳も夢ではない
・人間は120歳まで生きられる?
・早く実践するほど若さをキープできる
・健康でいれば夢を実現できる
・体が健康であれば心の健康も保てる
・新たな生活様式を楽しめば脳も活性化する

おわりに

著者:伊東 信久

医師。大阪大学国際医工情報センター招聘教授。
神戸大学医学部卒業後、大阪市立大学大学院医学研究科に入学。
修了後、大阪市立大学医学部形成外科を経て、麻酔科、脳神経外科、整形外科など多岐にわたる医療現場で活躍する。
「腰痛の悩みを抱える患者が、原因や病名を正しく認識し適切な治療に臨めるように」と椎間板ヘルニアをレーザーで治療するPLDD(経皮的レーザー椎間板減圧術)専門クリニックの開院や
がんの最先端治療の一つであるNKT細胞がん治療にいち早く着目するなど「人生120年時代」を見据えた最前の医療の提供に尽力する。
主な著書『椎間板ヘルニア治療のウソ・ホント』など多数。

ネット書店

  • https://amzn.to/3f3Yc6Z

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