在宅医療の闇と光
書籍内容
腐敗した日本医療業界への宣戦布告!
「24時間365日」体制で地域を支えるクリニック代表理事が明かす
課題が山積する在宅医療の実態とあるべき姿
現在の日本医療では圧倒的に医師が不足しており、
受けられるはずの治療が受けられない、といった問題も少なくありません。
また、2025年の超高齢社会、多死時代を控える日本では
「最期をどこで迎えるか」という問題は一人ひとりの患者にとって切実な命題となっています。
その問題を解決するためにもこれからは在宅医療が不可欠になるといえます。
在宅医療とは、医療従事者が通院困難な患者の自宅や老人福祉施設を定期的に訪問して行う医療活動のことです。
在宅医療では365日24時間の緊急対応体制が求められます。
しかし在宅医療にも在宅医の知識・経験不足など、さまざまな問題点が存在しています。
本書は現在の日本医療の現状と問題点を解明し、
課題が山積みする在宅医療の実態とあるべき姿を明かします。
目次
第1章 腐敗した日本の医療が行き場のない高齢者たちを生み出す
第2章 在宅医療クリニックは玉石混交 ――志も理念もない医師たち
第3章 クリニック間の経済格差も質の格差に直結する ――巷に溢れる「不完全な」在宅医療
第4章 理想の医療を実現するクリニックの条件
第5章 医師・介護従事者・患者の密なコミュニケーションが在宅医療に満足をもたらす
第6章 在宅医療クリニックがハブとなり地域全体が医療モールになる ――在宅医療の未来