かかりつけ小児科医の使命

長谷川 智巳[著]

2026.03.24

1078円(税込)

幻冬舎

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書籍内容

大人と同じ診察・治療では
子どもの命と健康は守れない

医療機関の標榜科の仕組みから
専門医の見分け方まで――
子どもに適切な治療を受けさせるための
知識と心得を徹底解説!


成長と発達の途中にある子どもは、同じ病気でも大人と同じ基準で診てはならない存在です。しかし実際の医療現場では、必ずしもその前提が徹底されているとはいえません。医師免許があれば診療科を自由に掲げられる制度のもと、「小児科」と標榜していても専門医でない医師が子どもを診ているケースもあります。さらに地方では小児科医不足が深刻化し、専門的な小児医療を受けにくい地域格差も広がっています。
著者は20年以上にわたり、大学病院や県立こども病院で小児医療に携わり、小児の手術や集中治療を数多く経験してきました。多くの子どもたちを治療し、退院していく姿を見届けるなかで、次第に「退院したあとも、この子たちが健やかに暮らせる地域医療をつくりたい」という思いが強くなっていきます。そうした背景から、2022年に兵庫県明石市で小児科クリニックを開業し、現在は退院後の子どもたちも含め、地域の子どもの成長を継続的に見守り続けています。 本書は、地域の小児専門医としての立場から、親が知っておくべき小児医療の本質を分かりやすく解説します。医療機関の標榜科の仕組みや専門医の見分け方をはじめ、子どもに適切な治療を受けさせるための知識と心得を、現場の具体例を交えながら伝えます。
子どもの健康を守る第一歩は、親が正しい知識を得ることです。本書は、不安に振り回されないための教養と、安心して子育てするための確かなよりどころを与えてくれる一冊です。

著者:長谷川 智巳

1996年、京都府立医科大学医学部卒業。
神戸大学医学部附属病院第二外科に入局し、1998年に兵庫県立こども病院へ異動。外科専門医、医学博士を取得後、米国University of Michigan Cardiovascular Centerに勤務、、Seattle Children’s Hospitalに派遣。帰国後は兵庫県立こども病院に在籍し、小児の多岐にわたる手術と集中治療の経験を積み、心臓血管外科専門医、集中治療専門医、循環器専門医を取得。
その一方で、大規模病院と地域医療との格差、小児医療を取り巻く実態に課題意識を抱くようになり、専門医療と地域医療の融合を目指す新たな小児科医療モデルの実現に向けて開業を決意し、小児科専門医を取得。2022年5月、「はせがわファミリークリニック」を開院した。

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