がん患者の外見の悩みを解決する 希望のアピアランスケア

堀口 和美[著]

2025.08.25

990円(税込)

幻冬舎

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書籍内容

「先生は私の人生を台無しにしました」――
がん患者からの一言が、医師の価値観を変えた

がん患者の一言が問いかける、医療の本質
外見ケアから始まる“その後”の支援とは


「先生、私のがんを治してくださりありがとうございました。でも、先生は私の人生を台無しにしました」――
乳がん治療を終えた患者のこの一言が、著者の医師としての価値観を根底から揺るがしました。命を救うことが最優先されるがん治療の現場では、脱毛や肌荒れ、体重の変化といった外見の変化は「仕方のないこと」とされ、見過ごされがちです。しかし、治療後の人生において外見の喪失は、患者の自信や尊厳、生きる力を深く蝕むことがあります。
本書では、著者がアピアランスケアの重要性に気づき、美容の知識を学び、病院内に専門チームを立ち上げ、さらに自身のクリニックを開業するまでの歩みを通して、外見ケアの実践と可能性を解説します。医学的・整容的・心理社会的支援を通じて、がん患者の「その後の人生」を支えるために————がん患者、医療従事者、美容関係者、そして社会全体に届けたい、必読の一冊です。

著者:堀口 和美

1971年生まれ。1998年熊本大学医学部卒業後、外科医として28年目になる。
2014年にアピアランスケアに出合い、都立駒込病院ではアピアランスケアチームを設立し、患者の外見ケアに積極的に取り組む。アピアランスケアの啓発活動を院内で行い、その認知度を大幅に向上させ、ウィッグやネイルケアの研修、患者向けのイベントの開催、講演会の参加など精力的に活動。2018年に独立し、美容医療を学びながら、2020年にアピアランスケアに特化したアピアランスビューティクリニックを開業。がん治療を専門的に行った経験と、美容医療を先進的に行った経験をもとにしたがん患者のケアを続けることでクリニックの評判を確立。開業後は、がん患者を中心に、多くの患者から支持を得るようになり、診療活動をしつつ、アピアランスケアの輪を広げるべく、研究・学会発表・講演など幅広く活動している。

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