医師として

小林 修三[著]

2025.08.26

1760円(税込)

幻冬舎

単行本

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書籍内容

医師とはどうあるべき職業なのか――

医師を志すすべての若者に向けて
湘南鎌倉総合病院院長が
これからの医師のあり方を説く提言書


医師という職業は、多くの人にとって「強い使命感と責任感を持つ職業」というイメージがあります。しかし、湘南鎌倉総合病院の院長を務める著者は、「現実には、特に若手医師の多くが、医療に携わる者としてこれからどう生きていくべきか確かな信念を持てずに、模索し続けている」と語ります。
著者自身も、かつては同じように悩みを抱える一人でした。医師として働き始めた当初、強い信念や高邁な志はなく、ただ父の言葉に背中を押されるまま医学部を志し、医師の道を歩み始めたといいます。
それでも、日々の臨床に真摯に向き合い、患者一人ひとりの命と向き合うなかで、少しずつ「自分なりの使命感」が芽生えていきました。こうした経験から、「若い頃から明確な信念を持つ必要はなく、目の前の患者に誠実に向き合い、ひたすら経験を積むことこそが大切であり、そうした積み重ねが、やがて自分らしい医師像を形作るのである」と著者は主張しています。
現代の医療現場では、知識だけでなく、患者一人ひとりの人生を見据えた治療方針を考え、寄り添う姿勢がより求められています。単なる知識の提供者ではなく、愛情や情熱を持ち、「目の前の患者を何とかしたい」と願う思いこそが、まさに医師としての本質的な資質だといえます。
本書は、医師としての道に迷う若手医師や、これから医学部を目指す受験生たちに向けて、「医師としてどう生きるか」を見つけるためのヒントを、著者自身の経験をもとに記した内容となっています。
悩みや迷いを抱えるすべての医療従事者に寄り添い、未来を照らす力強いメッセージが詰まった一冊です。

著者:小林 修三

大阪府立天王寺高校卒業後、浜松医科大学に1期生として入学。同大学大学院にて医学博士の学位を取得したのち、文部教官第一内科助手、テキサス大学病理学客員講師、NTT伊豆逓信病院内科部長、防衛医科大学校での講師(指定)を経て1999年湘南鎌倉総合病院副院長に就任。2000年にNPO法人 癒しの医療を考える会を創設し、医療のあり方を問うてきたほか、アフリカ7カ国への医療支援も行った。2009年から1年間は牧之原市立榛原総合病院の民営化に伴い院長補佐として病院立て直しに尽力した。2022年湘南鎌倉総合病院院長に就任し、現在(医)徳洲会専務執行役員。この間、日本フットケア・足病医学会理事長を8年務めたほか、日本腎臓学会・日本高血圧学会・日本医工学学会などの功労会員他学会役員多数。また、PMDA専門委員や透析学会・循環器学会・血管外科学会など疾患ガイドライン委員も務めた。現在、横浜市立大学客員教授、昭和音楽大学客員教授、(公財)日本腎臓財団から功労賞を受賞したほか、現在は同財団の理事。雑誌「腎と透析」編集主幹を務めるほか、これまでに腎臓内科医として約400の英文論文を執筆している。

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