「2024年 歴史的円安」の真実 日本経済を翻弄した「投機円売りバブル」とその破裂

吉田 恒[著]

2024.12.17

1250円(税込)

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書籍内容

2024年の歴史的円安――日本経済の凋落か、国威低下の表れか?
米ドル高・円安の真実をここで明らかにする!

2024年を含めたこの3年は毎年、150 円を超える円安とその反転を見てきた。

これだけ記録的な円安が繰り返されるのは、日本経済の弱体化、国威低下を示しているのだという声も多く聞く。そういったことを受けた「止まらない円安」なのだろうか? 

歴史的円安とされた現象が、結果として日本人の自信を失わせるものだったかといえば、それは違う。米ドル高・円安を巡る多くの誤解を正すことで確認するのが、この本が目指しているものである。

目次

はじめに――「止まらない円安」なのか?
第1章 161円の円安とは何だったのか?
第2章 歴史的円安の主導役、投機円売りの実態
第3章 為替介入の「知られざるルール」とは?
第4章 国際収支変化の円高限界説を検証する
第5章 「円安の歴史」を振り返る
第6章 なぜ通貨安を止めるのに苦労するのか?
第7章 円売りバブルとどう付き合うべきだったか
番外編 自民党総裁選「別の結果だったら」を考察
おわりに――為替に翻弄されやすい日本

著者:吉田 恒

マネックス証券
チーフ・FXコンサルタント兼マネックス・ユニバーシティ FX学長

大手の投資情報ベンダーの編集長、社長などを歴任し、国際金融に関する情報発信の分野で活躍。 機関投資家に対するアナリストレポートを通じた情報発信はもとより、近年は一般投資家および金融機関行員向けに、金融リテラシーの向上を図るべく、「解りやすく役に立つ」事をコンセプトに精力的に講演、教育活動を行なっている。 2011年からマネースクエアが主催する投資教育プロジェクト「マネースクエア アカデミア」の学長を務めた。 書籍執筆、テレビ出演、講演等の実績も多数。

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