ありきたりなアイデアをお金に変える方法 超実践的!スモールビジネス起業

林 慎太郎[著]

2025.06.03

1760円(税込)

幻冬舎

単行本

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書籍内容

起業に必要なのは、斬新なアイデアではない!

40年で7度の起業を成功させた著者が解説する

自分のアイデアを“稼げるビジネス”に変えるためのシンプルなポイントとは? 帝国データバンクの調査によれば、2024年の新設法人数は過去最多の15万3789社となりました。この背景には政府による「スタートアップ育成5か年計画」や大手企業を中心に副業・兼業を解禁する動きが広がったことに加え、ITの発展により少人数でもビジネスを立ち上げ・運営できる環境が整ってきたことなどがあります。

こうした起業ブームが盛り上がりを見せる一方で、「起業には斬新なアイデアや商品が必要なのでは」と感じて、一歩を踏み出せずにいる人も少なくありません。しかし著者は、たとえありきたりなアイデアであっても、いくつかのポイントを押さえることでビジネスとして成功させることができると述べています。

自身も7度の起業を経験し、現在は経営者向けのビジネススクールや、起業を目指す人を対象としたオンラインスクールを運営している著者は、起業の成功に必要なのは「いかにしてお客さんをつくるか」「そのうえでどのようにして利益を出していくか」という点に尽きるといいます。自身のアイデアにお金を出してくれる顧客をしっかりと確保する、そして客単価を上げたり、リピーターを増やしたりして収益をあげていく――。この2点を押さえれば、はじめはありきたりで物足りないと感じていたアイデアが少しずつ洗練され、立派なビジネスに成長していくといいます。

本書では、これまで多くの経営者や起業を志す人たちに関わってきた著者の知見を基に、起業を成功させるために最も重要な「顧客づくり」と「利益の出し方」について、実践的なノウハウを紹介しています。どのように顧客をつくりだし信頼関係を築いていくのか、また限られたリソースの中での収益を生み出すための価格設定や販路の選び方、集客の工夫といった起業初期に直面しやすい課題への対処法についても具体的に解説しています。

なんとなくアイデアはあって起業したいと思っているが、何から始めればよいか分からない人にとって、起業に向けた一歩を踏み出すきっかけになる一冊です。

著者:林 慎太郎

1956年生まれ。福岡県出身。大阪大学基礎工学部を中途退学後、すぐに起業を志し、30代までに8社を創業する。「臨海副都心基本構想」策定や、数々の新規事業化調査の経営コンサルティングを手掛ける。29歳にして最年少で通商産業省(現・経済産業省)の研究委員に任命され、日経セミナーにて経営者対象の講師としても活躍。事業化調査、経営、マーケティングコンサルタントとして、多くの企業や自治体に新規事業の育成指導を行い、現在は多くの起業家育成に注力。2020年よりオンラインで学ぶ「LIGビジネススクールONLINE」を運営し、多くの起業家を輩出している。
株式会社LIG代表取締役、株式会社HAYASHI INTERNATIONAL取締役会長。

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