管理職のチカラ(管理職の力) ~採用も、業績も、人材育成で変わる~

関野 吉記[著]

2024.06.03

1650円(税込)

プレジデント社

単行本

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書籍内容

管理職が変われば、会社は変わる!
企業ブランディングは、イコール「管理職ブランディング」


多くの企業が今、「人材問題」に頭を悩ませている。採用にも苦戦する中、人口減少が進むことで、今後、ますます人材の獲得競争は激化していくだろう。
しかも就活生は、その企業に勤める「管理職」で会社を選ぶ時代にもなっている。

ただ、これまで企業は、管理職の育成に腰を据えてこなかった。
しかしながら、考えてみてほしい。
管理職が優秀な人材をマネジメントするスキルを学び、会社の魅力や仕事の楽しさを体現できるような存在となれば、組織に与える影響は計り知れないだろう。
さらに、そんな管理職の姿勢が社内を活性化させ、就活生へのインパクトにもなっていく。

また、それによって、管理職が統括するチームにも、人を育てる文化や会社の魅力を伝えていく文化が広がり、会社が発展する可能性が生まれてくる。
管理職の能力は、そのまま、会社の将来を映す鏡なのである

だからこそ、管理職の教育が不可欠なのである。管理職の徹底した育成が企業価値を高め、ブランディング経営成功の鍵にもなっていくのだ。

管理職が部下一人ひとりとしっかり向き合って、会社の理念や想いを明確に伝え、それを一人ひとりの社員の行動に確実に結び付けていく。こういった流れが、企業ブランドにもなっていくといえる。
これからの時代を生き延びていくのは、こういった文化を持つ企業だけである。

経営者は、管理職の姿が企業の将来を左右するという現実を理解して、しっかりと管理職教育に眼を向け、伴走しながら育成をしていかなければならない。
本書は、その発想と手法を解説していく。

著者:関野 吉記

株式会社イマジナ 取締役社長。15歳で単身アメリカに留学。その後イギリスに渡り演出家として学びを深め、イタリアで演出の仕事に携わる。その後、ビジネスの領域に転換、演出の場を舞台から企業へとシフトし投資部門に出向、アジア統括マネージャーなどを歴任した。これらの経験を通して経営における人財や組織の重要性を痛感。26歳のとき、人への投資を世の中のスタンダードにすべく、NYで起業。当時は人事領域に特化したコンサルタントとして、世界では一般的な理念浸透・育成の手法を日本の文化にアジャストし、日本企業の海外進出をサポートした。2006年に日本で(株)イマジナを設立。社員の誇りを醸成する組織戦略に、舞台演出で培った「魅せ方」の手法を結びつけ、社員自らが企業の魅力を生み出していくための基盤構築から伴走支援までを一貫して行うことで、すでに2,800社以上を成長へと導いている。近年は企業の核となる管理職の育成や若手採用強化・定着に力を入れ、「人材に投資することが当たり前になる社会をつくる」ために、日本企業の永続化を推し進めている。

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