看護師2.0 逼迫する医療現場に求められるこれからの看護師の役割

青柳 智和[著]

2024.09.02

1760円(税込)

幻冬舎

単行本

ネットで買う

書籍内容

看護師が、医療現場の救世主になる!

高齢患者の増加と医師不足、逼迫する医療現場で求められる新しい看護師の役割とそのスキルを徹底解説。


急速に進む超高齢社会と医師不足、医師の偏在という課題に直面する医療現場では、看護師の役割拡大が急務となっています。
これまで看護師の役割は、患者の症状に異変が生じた際に医師の処置を補助するというものでした。しかし現在では、医療行為のなかの特定行為については研修を修了した看護師が単独で行うことができるようになっています。
たとえば人工呼吸が必要になっている患者への鎮静薬の投与の調整など、医師、または歯科医師があらかじめ作成した手順書(プロトコール)に従って、医療的な処置を施すことができるのです。

著者は看護師として働きながら、2015年に東京医療保健大学大学院で看護学修士の学位と診療看護師の資格を取得。その後、医学博士の学位も取得しました。
また、自身が看護師としてステップアップする中で「持てる裁量を最大限に活用し、さらなる専門性を発揮できる看護師」こそがこれからの医療現場には必要不可欠だと考え、全国の“学びたい、学び直したい”看護師に、実践的な知識やスキルをセミナーやオンラインサロン、動画配信で伝え続けています。これまでのセミナー受講者だけでも延べ10万人を超え、その内容は多くの看護師から支持されています。

本書では、超高齢社会の日本が必要とする医療のありかたと現状とのギャップを整理し、これからの看護師に期待される役割と求められる知識やスキルについて解説しています。
これまでの看護師から、看護師2.0という新時代へ。看護に携わるすべての人の “羅針盤”となる一冊です。

著者:青柳 智和

1976年生まれ。高校卒業後に准看護師を経て看護師となり、水戸済生会総合病院(茨城県)で循環器内科病棟、手術室、集中治療室、救急外来など を経験。2006年に株式会社ひとりガウン(現株式会社ラプタープロジェクト)を起業し、学生時代の知識を臨床用に切り替える「出直し看護塾」を開始し、延べ10万人を動員。2013年東京医療保健大学大学院高度実践看護コースへ進学。看護学修士、診療看護師(日本版ナースプラクティショナー)となり、2016年近森会近森病院(高知県)で中四国初の看護師特定行為研修センターを立ち上げる。2018年水戸済生会総合病院で茨城県2番目となる特定行為研修センターの設立、運営に関わり、病院および個人に対して看護師特定行為研修の実施および、コンサルテーションを実施。『洞察力で見抜く急変予兆』は販売部数4万部のベストセラー。高知大学大学院修了、医学博士。

ネット書店

  • https://amzn.to/3f3Yc6Z

オススメ書籍

健康寿命を延ばす心臓リハビリテーション入門 

飯田 圭

50 年、理想の精神医療を求めて

佐藤忠宏

正しく理解するメニエール病

金谷健史

最高のパフォーマンスを引き出すフローライフ

株式会社バスクリン チームお風呂博士