「お役立ちの心」でチームが動き出す 価値を創造するチームのつくりかた
書籍内容
変化の激しい時代でも成果を上げ続ける組織をつくるために――
従業員のエンゲージメントを高め、
業績を向上させるためのチームビルディングとは
時代の変化やデジタル化の進展に伴い、多くの企業がチームの結束力や創造性の低下などの問題に直面しています。
新型コロナウイルスの影響でリモートワークが広まり、メンバー同士が直接顔を合わせてコミュニケーションを取る機会が減少しました。その結果、直接意見をぶつけ合うことが難しくなり、創造性や協調性が損なわれた組織が多くなっている現状があります。
本書では、コンサルティングや人材開発プログラムの提供により企業の営業部門などを支援する会社の代表である著者が、新たな価値を生み出す「お役立ち創造チーム」を構築することで、現状を打開する方法を具体的に解説しています。
著者は、お役立ち創造チームをつくるためのステップとして、「お役立ちの火をともす」「お役立ちを忘れる」「お役立ちのタネを発掘する」「お役立ちのケミストリーを起こす」「お役立ち共創サイクルを回す」という5つのプロセスを提示しています。これらのステップを実践することで、チームはより強固で、イノベーションを生み出す力を持つ組織へと成長できるといいます。
また、リーダーシップの重要性にも言及し、リーダーがどのようにして「お役立ち創造チーム」を機能させ、チームメンバーの心に火をともすかについても紹介しています。
変化の激しい現代において、従来のチームの在り方を見直し、時代に適応した新しいチームビルディングの手法を学ぶことができる一冊です。