基礎からわかるウイルスの脅威
書籍内容
「本当に無生物なの?」
「なぜ急速に感染拡大する? どうして変異しやすいの?」
「ワクチンはどのような仕組み? ウイルスmRNAの働きとは?」
「“癌ウイルス”にはどういうものがあるの?」
素朴な疑問を徹底解説!
中高理科の知識でわかるウイルス学の入門書。
天然痘、はしか、インフルエンザからSARS、ノロ、新型コロナまで
太古の昔から現代まで、たびたび人類の暮らしや世界経済を脅かしてきたウイルス。
既に数百万種以上が存在し、今後もさらに新種が誕生するといわれています。
常にその脅威にさらされている私たちは、
この謎多き存在とどのように付き合っていけばよいのでしょうか。
ウイルスの驚異的な生態から、対する抗体やワクチンの働きまで基礎から解説します。
目次
1 微生物の世界
2 細菌の発見
3 細胞は生命体の基本単位なのか
4 ウイルスの発見
5 ウイルスは無生物なのだろうか
6 核酸(DNA、RNA)とタンパク質の合成
7 細胞内でのDNAとRNAのはたらき
8 ウイルスの実体
9 ウイルスの細胞への侵入と増殖
10 ウイルスの増殖力と感染拡大
11 ウイルスの変異
12 免疫系
13 ワクチン
14 免疫力
15 感染予防
16 ウイルスの干渉
17 癌ウイルス
18 野生動物由来のウイルス
19 ウイルスの起源
20 ウイルス類似の病原体
21 異常なタンパク質による病気