医業経営力 一段上を目指す拡大戦略から悔いのない承継まで

書籍内容
医業経営のルールは180度変わった。
診療報酬改定や少子高齢化の中で問われる「医業経営力」を解説。
病院、診療所、調剤薬局などの「医業」は、
人々の健康と命に関わる公共性の高いサービスであり、時代を問わず必要とされているものです。
しかし、少子高齢化と人口減少が進み、政府の財政赤字が拡大する中、
医療や介護の効率化とコスト抑制を社会全体から要請されているのも事実です。
求められる医療サービスなどが変化していることなども重なり、
医業経営のルールは180度変わったといってもいいでしょう。
本書では、「2025年問題」を中心とした医療界を取り巻く現状と今後の展望や、
「医経分離」で経営効率を最大化する手法を取り上げます。
また、近年急増している医療機関の清算・廃業を避けるための対策に焦点を当て、
さらに「医経分離」によって経営拡大や事業承継等に成功した事例についても紹介します。
「医業経営力」が問われるこれからの時代に、
医療機関や調剤薬局、介護施設の経営をどのように実践していけばいいかわかりやすくまとめた1冊です。
目次
はじめに 医業経営のルールは180度変わった
第1章 医療界を取り巻く現状と今後の展望
第2章 必ず直面する「経営の難局」をどう乗り越えるか
第3章 法人拡大を目指す医業経営戦略のデザイン
第4章 アウトソーシングによる「医経分離」で経営効率を最大化する手法
第5章 引退を検討する場合にやるべきこと
第6章 拡大から承継まで 成功ケースに学ぶ