オドロキのブランドづくり
書籍内容
とにかく儲からない洋菓子業界
奇跡のブランド『PABLO』はなぜ成功したのか?
スイーツは甘くない。いや、これはシャレでなく本当の話だ。
ただし、ここで言っているのは食べるほうではなくて経営するほう。
スイーツブランドは華やかに見えるかもしれないけど、事業としてやっていくのはむちゃくちゃ大変なのだ。(「はじめに」より)
設備投資費用がものすごくかかる、効率的な大量生産が難しい、生モノで在庫が日持ちしない……三重苦どころか四重、五重の苦難が襲いかかり、成功はきわめて困難なのがスイーツビジネス。
しかしそんな中、立ち上げからたった6年で国内44店舗、海外13店舗(2018年2月末時点)まで急速に拡大した奇跡のブランドが『PABLO』だ。
本書では『PABLO』成功までの軌跡と、今まで秘められていたブランドづくりの哲学、また宣伝費ほぼゼロのブランド戦略について創業者自らが明かす。
タルトのように熱くトキメク、焼きたてのブランドストーリーだ。
目次
第1章 “成功”という“失敗”―はじめてのブランドの撤退から再起を誓う
第2章 ブランドのデビュー―最初の一店舗目から「行列のできる店」を戦略的につくる
第3章 ブランドの育成―商品企画、新規出店…あらゆる戦略で「オドロキ」を仕掛ける
第4章 インナーブランディングの強化―仲間を巻き込んで熱くさせる
第5章 創業者の個人ブランディング―「イケメン洋菓子店店主の商品」というキャッチをつくる
第6章 ブランド力を生かした業容拡大―「PABLO」の次を切り開く