防災途上国日本 次の震災に備える3つの提言

石橋 悟[著]

2026.02.25

1760円(税込)

幻冬舎

単行本

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書籍内容

東日本大震災の時と同じ過ちを繰り返さないために。
日本で暮らす以上、災害を避けることはできない。
だからこそ問われるのは、起きたあとにどう対応するかではなく、どこまで備えを仕組みにできているかである。


2024年1月1日。能登半島地震において、避難所環境の劣化、初動対応の遅れ、医療・行政の連携不全が露呈した。それは東日本大震災で経験した惨状の「再現」にほかならない。

なぜ過去の震災の教訓がありながら、日本は変われないのか。

本書の著者は、石巻赤十字病院の救急部長として2011年東日本大震災では最前線に立ち、災害拠点病院の指揮を担った医師である。発災直後、病院は事前に策定された災害対策マニュアルと訓練によって機能し、多くの命を救うことができた。

本書が描くのは、震災の記録ではない。災害医療の現場から見えてきた「次に備えるための課題」である。 初動の遅れが何を生むのか。
避難所で本当に必要な支援とは何か。
医療と行政は、平時からどのように連携できるのか。
災害は避けられない。だが、失われる命を減らすことはできる。
そのために社会として何を準備すべきかを、本書は強く問いかけている。

著者:石橋 悟

1967年、青森県八戸市生まれ。1991年旭川医科大学医学部卒業。1994年東北大学医学部第二外科入局。2001年から石巻赤十字病院に勤務。2006年には医療技術部長を務め、2007年より救急部長兼務となる。宮城県沖地震のリスクを見据えて病院全体で準備を進め、災害時の医療供給体制を整えていった結果、2011年3月11日の東日本大震災発生時には初動を効果的に行うことができた。同年4月から救命救急センター長兼医療技術部長を務め、2014年より副院長を兼務、2018年院長に就任。

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