現代建築の美と機能性を実現する 生産設計と施工図の世界

木村浩之[著]

2025.09.24

1760円(税込)

幻冬舎

単行本

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書籍内容

どんなに優れた「設計図」も、
実現するためには「施工図」が欠かせない!

数多くの有名建築の生産設計を手掛けてきた第一人者が
施工図の役割と魅力を実例とともに語り尽くす!

建物の図面と聞いてまず思い浮かべるのは「設計図」ですが、「施工図」という言葉にはなじみがない方が多いのではないでしょうか。実際、建築を学ぶ学生でさえ、その役割を正しく理解していないことがあります。
施工図とは、その名のとおり施工に用いるための図面です。現場で職人たちが工事を進める際に参照するのは設計図ではなく、この施工図になります。建物は、給排水や空調、電気設備、サッシ、内外装の仕上げ材など、膨大な数の部材や設備によって成り立っています。施工図には、躯体図や仕上げ図、各部材の製作図に含まれる寸法や情報が集約され、部材の配置や組み立ての順序が明確に示されているのです。つまり施工図とは、設計の意図を現場で形にするための“実行の図面”といえます。
著者は約35年間にわたり生産設計に携わり、代官山アドレス、日本科学未来館、SONY CITYなど数々の著名な建築物の施工図を担当してきました。2021年からは生産設計を専門とする会社を率い、約50人のスタッフとともに事業を展開しています。
本書では、著者の経験を踏まえて、生産設計という仕事の内容とその重要性、そして施工図の魅力を、実際の作図例を交えながら丁寧に解説しています。施工図と生産設計の世界を現場から初めて体系的に語り尽くした本書は、建築をこれまでとは少し違った角度から楽しめる一冊です。

著者:木村浩之

株式会社 スエヒロ設計事務所 代表取締役
1968年埼玉県越谷市生まれ。美術や建築に興味をもち、1988年青山製図専門学校の建築設計・設備科に入学、建築デザインを学んだ。卒業後は小規模なアトリエで働くことを目指していたが、アルバイトで経験した現場監督のアシスタント業務で現場で働くことに興味をもち、専門学校の教師の紹介を経て1990年4月、施工図を専門とする株式会社スエヒロ設計事務所に入社。その後、大手ゼネコンの物件を次々と担当、新宿パークタワー、代官山アドレス、日本科学未来館、SONY CITYなどで施工図を描く。2021年に代表取締役社長に就任、現在に至る。

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