うつ病は漢方で克服する

書籍内容
抗うつ薬では治らないうつ病は漢方で身体の不調から治す
かつて「心の風邪」と呼ばれていたうつ病。
そのためか、うつ病といえば気分の落ち込み、やる気の低下、過剰な不安感といった、
精神面の不調にフォーカスが当たりがちです。
しかし、うつ病患者の多く方が、心の不調と同時に身体にも何らかの不調を抱えています。
心という一部分にアプローチした治療法ではなく、
身体全体を見渡してうつ病を根本から治療することはできないか。
その答えが、漢方を使ったうつ病治療です。
漢方に代表される東洋医学は、病気を病巣からとらえるのでなく、全身から診断し、
病気とは一見関係のないような部位からアプローチして治療します。
漢方によって身体から治療していくことは、うつ病の治療にも非常に有効です。
本書では、うつ病によって引き起こされることが多い身体的な不調を部位別に分類し、
症状にあった漢方薬を解説。
心療内科医の実績に裏付けられた、漢方薬によるうつ病の新治療法を紹介します。
目次
第1章 うつ病発症の原因は心の弱さではない
第2章 原因不明の体調不良とうつ病の意外な関係
第3章 心と体の不調に効く漢方の使い方
第4章 抗うつ薬に頼らずに心と体の不調から完全脱却する