患者に愛される 開業医に必要な3つのチカラ

金子 元英[著]

2024.06.28

1760円(税込)

幻冬舎

単行本

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書籍内容

患者に選ばれる医師になるための必読書!
口コミが医療機関の評価を左右する今、
患者に信頼されるには
技術や知識だけでは不十分。

患者に愛される医師になるための
「3つのチカラ」を詳しく解説!


医師にとって患者とのコミュニケーションがこれまで以上に重要になっています。
その背景には口コミサイトの普及があります。
患者が医師の対応に不満を感じれば、
口コミサイトにマイナスの評価を書かれてしまうことは珍しくありません。

実際、インターネットメディアを運営するサイジニア株式会社が2020年に実施した調査では、
約4割の患者が病院選びの際に口コミ・比較サイトを参考にしていると答えています。
最新の設備や新しい治療方法を導入していても、
「説明が不十分」
「話を聞いてくれない」
「無愛想な先生」といった
コミュニケーションに関する悪い評価があると、患者に選ばれないことが多いのです。

著者は、開業医としてこれまで約20年間、
リウマチに関する専門診療と総合診療のクリニックで多くの患者の診療に当たってきました。
丁寧で分かりやすい診療は口コミで広がり続け、
1日あたりの平均外来患者数は約150人、多い日は約200人を数え、
近隣の市からはもちろん、遠く県外からの来院も少なくありません。
また、一時的な来院ではなく、その後数年、数十年と長期にわたって通う患者が多いのも特徴です。

朝は6時半から診療をスタートしているものの、
限られた診療時間の中で患者との適切かつ十分なコミュニケーションを取るために、
会話の要点を押さえることが重要になります。
そこで著者が重視してきたのは
「傾聴力」「分析力」、そして「関係構築力」の3つのチカラです。
この3つのチカラを身につけることで診療時間を短縮できるだけでなく、
患者一人ひとりの症状に合った診断が行えるようになると著者は言います。
一方、患者側からも
「先生の説明は分かりやすい」
「話を聞いてくれる」
という口コミが多く寄せられています。

本書は、これら「3つのチカラ」について詳しく解説し、
地域に必要とされるクリニックの在り方や、多くの患者から愛される医師像を具体的に示しています。
著者の豊富な経験と具体的な事例は、ほかにはない実践的なアドバイスになっています。
多くの医師と医療従事者の方々にとって、
患者とのコミュニケーションと治療のヒントとなる一冊です。

著者:金子 元英

1966年埼玉県川口市生まれ。川崎医科大学卒業後、日本大学板橋病院内科入局(専門:膠原病、血液、呼吸器、免疫)。川口市立医療センター、さいたま市の三愛病院を経て、2004年に川口市にかねこ内科リウマチ科クリニックを開業。日本リウマチ学会認定専門医としてだけでなく、地域のかかりつけ医としても活躍している。

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