本物ケア

書籍内容
過度に親切な介護が、寝たきり高齢者をつくりだす⁉
介護業界の常識を覆した、「日本一不親切」なケアとは――。
「寝たきり」や「リハビリ依存」の高齢者。
必要以上のサポートを行う過度な介護が、
高齢者から身体機能回復のチャンスを奪い、自立を妨げているのです。
20余年にわたり介護業界で活躍してきた著者が掲げる「本物ケア」は、
“利用者のお世話をする”という業界の常識を打ち破りました。
著者が目の当たりにしてきた介護業界の実情や、
2006年・2020年の介護保険制度改定問題を通して、
介護業界に真に必要な「利用者ファースト」の思いを伝えます。
目次
目次
はじめに
第1章 不親切こそ親切なり
寝たきりゼロを実現する介護施設
第2章 徒手空拳
裸一貫で、在宅ケアサービスを開始
第3章 VS偽物ケア
利用者を寝たきりにさせない「本物ケア」を確立
第4章 理不尽な制度改革との闘い
見えてきた日本の医療の暗黒
第5章 制度改革のなかでも貫く
「本物ケア」が利用者を救う
おわりに