プロフェッショナル介護人
書籍内容
超高齢社会の日本
介護の知識と技術を兼ねそろえ、
人間味溢れる「プロフェッショナル介護人」は
ますます求められる存在へ
本書は、今現在介護現場で働く人やこれから働きたいと考えている人に向け、
「介護のプロフェッショナル」として人生のキャリアを築いていくための心構えが書かれています。
全体は「現場」と「経営」の双方の視点から
「メンタル」「サービス」「知識」「組織づくり」の4項目に分けられ、テーマ毎に読みやすい構成となっています。
現在介護現場で奮闘する人たちへのエールになること、
そして、これから介護業界へ飛び込んでくる人たちの支えになること。
また、介護職に従事する人のみならず、現在ご自宅で、ご家族の介護を行っている方々へも
「介護の尊さと素晴らしさ」を伝えたいという著者の思いが込められています。
遠くない将来、いつかご高齢になられるご家族がいらっしゃる方にも是非読んでいただきたいと思います。
ジャンルとしては実用書になりますが、内容は対話形式に近い形で展開していくため、
また、人間的・日常的な喜怒哀楽に満ち溢れた身近なエピソードをふんだんに交えながら書かれていますので、
まるで小説やエッセイを読むかのように一気に最後まで読み進み、読後はほのぼのとした温かい余韻が心に残ります。
本書の最後には、著者のかつての会社同僚でもあり、
ご家族の介護経験を有するジャーナリスト谷本有香氏と著者による
「これからの日本の介護のあり方、進むべき道」をテーマとした対談も収録されています。
目次
はじめに
第1章 介護職でプロフェッショナルを目指すべき理由
第2章 まずは自らの「介護理念」を持つ。あるべき介護人の姿を描くことがプロへの第一歩【メンタル編】
第3章 介護はケアではなくサービス。ご利用者の感動と笑顔を生んでこそプロである【サービス編】
第4章 命を預かるプロとして介護現場のリスクマネジメントが不可欠【知識編】
第5章 一人では介護職は成り立たない。職場のモチベーションまで高めるのがプロの介護人【組織づくり】
第6章 〝プロフェッショナル介護人〟が業界の未来を支える
対談:ジャーナリスト谷本有香 ✕ 木下博之
おわりに:本当に幸せな8年間(布施君江)
あとがき