自分を守るルーティンライフ

原﨑一浩[著]

2026.11.02

1760円(税込)

幻冬舎

単行本

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書籍内容

どうにもならないことに疲れたら、
自分で変えられることから始めよう。

他人や仕事に合わせる毎日から、
自分の感覚を基準にした暮らしへ。
頑張らないためのルーティンライフをつくるヒント。


仕事に追われ、人間関係に気を遣い、気づけば今日も一日が終わっている。
休んだはずなのに疲れが抜けない。なんとなく体が重い。将来のことを考えると不安になる。
病院に行くほどではない。けれど、「このままで大丈夫だろうか」と感じる――。
そんな日々を送っている人は少なくありません。

本書の著者は、現役の呼吸器内科医として、咳や息苦しさなど、はっきりとした原因が見つからない不調を訴える患者と数多く向き合ってきました。
その診療経験を通して感じてきたのが、心や体の調子は、毎日の暮らし方と切り離して考えることはできないということです。
他人の言動や職場の予定、社会の変化は、自分の力ではどうにもできません。
一方で、家に帰ってから何を食べ、どう過ごし、何時に眠るのか。お金をどう使い、何に時間を使うのか。そうした日々の小さな選択には、自分で変えられる余地があります。

著者が提案する「ルーティンライフ」は、その余地を少しずつ増やしていくための方法です。
ただし、毎朝5時に起きる、運動を欠かさない、といった厳格な自己管理ではありません。
大切なのは、「こうすべき」ではなく、
「自分は、こうしていると落ち着く」
「こういう暮らしなら無理なく続けられる」
という感覚を見つけること。

本書では、日々の行動を記録する「暮らしの記録帳」と、やってみたいことを書き留める「暮らしの着想録」を使いながら、自分に合った生活のリズムをつくる方法を紹介します。
20~30分の短い行動から試す。
食事や入浴などの日常動作を、自分が心地よく感じる順番に整える。
家計を仕組み化し、お金への漠然とした不安を減らす。
好きなことに取り組む時間をつくり、自分なりの「日課」を育てる。
暮らしの一つひとつを見直していくと、やがて「なんとなく毎日が過ぎていく」という感覚が変わっていきます。
そして、完璧に続ける必要もありません。
週4日できれば十分。
崩れたら、また戻ればいい。
その日の自分に合わせて、やり方を変えてもいい。
ルーティンとは、自分を縛るための決まりではなく、調子を崩したときにも戻ってこられる、自分なりの生活の型なのです。

本書では、衣食住、家計、日課という3つの側面から毎日の暮らしを見直し、健康への不安、経済的な不安、生きる目的を見失う不安を遠ざけるための考え方を紹介します。

目次

はじめに

第1章
心身をすり減らす毎日
~時間や他人に「追われる日々」の正体~
自分らしさと現実の狭間で
自分にとっての“幸福”とは何だろう?
幸福を遠ざける要因とは
メンタルの土台にある「自己信頼度」
丁寧さを欠いた暮らしが安らぎを阻害する
習慣を見直して丁寧な生活を目指す
無意識的な「習慣」と意識的な「ルーティン」
ルーティンで自分の時間と生き方を取り戻す
ルーティンに取り組むタイミング

第2章
自分だけのルーティン
~暮らしを設計する四つのステップ~
暮らしを構成する三要素――衣食住・家計・日課とルーティンとの関係
自分が幸福と感じられる暮らしのあり方を見つける手段、それがルーティン
ルーティンを言葉で整理する
心地よさを自分で知ること
ルーティンをつくる四つのステップ
① 行動記録――自分の傾向を時刻とともに把握する「暮らしの記録帳」
② アイデアノート――「暮らしの着想録」として書き続ける
「記録帳」と「着想録」――二つのツールが導き合う
③ ショートルール――20~30分の行動規範で「試す」
④ ルーティン化――動作手順を反復し、定着させる
「暮らしの時間割」の基本単位は90分のフレーム
アラームで時間割を身体に刻む
ショートルールとフレームの違い
暮らしの記録帳と着想録の活用法

第3章
ゆるやかな実践法
~衣食住を整える「時間のフレーム」~
記録帳・着想録・行動の輪を回し続けるルーティンライフ
衣食住のルーティン
ルーティンで自分の健康を把握する
日課としてのショートルール
フレームとフレームの間、余白の設計
着想録からルーティンをつくる
好きなことを手順化する
「行動」と「動作」――ルーティンを支える言葉の違い
自宅という舞台――ルーティンが輝く場所
ルーティン――私の例
修業期・移行期・収穫期とルーティンの量
365日の反復を目指さない週4日というゆるさ
崩れても戻れる仕組み プランBという発想
ルーティンが意識と動作のギャップを埋める
時間の空白に忍び込む習慣をルーティンで置き換える
ルーティンが生む「静かな自信」

第4章
お金を管理する仕組み
~経済的困窮を遠ざける三つの口座~
大切なのは自分で制御できる領域を整えること
家計は制御可能な広義のルーティン
三つの口座で役割分担をする
家計簿は三カ月続けるだけで十分
経済行動のルーティン化による安定した生活基盤の構築
家計もルーティンと同じ「ゆるい」考え方で
仕組みが感情の影響を減らす
現実的な優先順位
資産形成の条件とは
年齢に応じた資産形成の考え方
投資に対する考え方
継続できる形を選ぶ

第5章
本来の自分の価値を取り戻す
~メンタルを支え、心を癒やす「日課」~
日課が導く生きる目的への昇華
日課としての芸術活動
目的を阻害する人間関係
人間関係は制御できないという前提
人間関係トラブルの対処法
最終手段、撤退か赦しか
「赦し」と「和解」の根本的な違い
赦しにまつわる問題
「赦し」の本質とは~本当にあった二つの事例
人間関係のベクトルがどこに向くか
視座の逆転が賞賛・感謝のベクトルをもたらす
親子関係における愛情不足とその影響
一人でいることの価値
「志」と「夢」は別もの
『炎のランナー』が描く二つの信念
ディセンシーという価値

おわりに

著者:原﨑一浩

1960年、東京生まれ。社会人経験を経て香川医科大学(現・香川大学医学部)卒業。埼玉、東京、長野などの病院で内科の研鑽を積んだのち、東京医科歯科大学(現・東京科学大学)大学院博士課程を修了。2012年に新こがねい呼吸器内科を開業し、現在に至る。しっかりと患者の声を聞くことを大切にして日々診療にあたっている。

ネット書店

  • https://amzn.to/3f3Yc6Z

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