ローパフォーマーをハイパフォーマーに変える マインドフルネス禅

酒井 圓弘[著]

2025.02.03

1760円(税込)

幻冬舎

単行本

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書籍内容

マインドフルネス禅が導く、雑念のない超集中状態

仕事の成果を向上させる禅の教え


仕事が思うように進まない、集中力が続かない、やる気が湧かない――こうした問題を抱えるビジネスパーソンは少なくありません。複雑化する業務と仕事のプレッシャーにさらされる現代社会では、ストレスや雑念が原因で、本来のパフォーマンスを発揮できないことがあります。この課題に対して著者は、目の前のことに集中し、仕事の効率を上げる方法、「マインドフルネス禅」を提唱しています。

比叡山延暦寺で修行を積んだ経験を持つ著者は、これまで国内外で数多くのビジネスパーソンや企業に向けて講演を行い、仕事や人生に役立つ集中力の高め方を広めてきました。2023年には、ウォール・ストリート・ジャーナル主催の「次世代哲学リーダー賞」を受賞するなど、その活動は高く評価されています。
本書では、長年の実践と研究を通じて著者が提唱する「マインドフルネス禅」について紹介します。これは、アメリカで評価を得ている瞑想による精神修養と、禅の教えを組み合わせた独自の手法であり、誰もが取り組みやすい実践法として体系化されたものです。その内容は主に「地・水・火・風・空」という5つの型を使った瞑想法・呼吸法で、この5つの型を日常生活や仕事へ活用できるように、さまざまな目的や課題に応じた具体的な解決案を紹介しています。

著者は、日々時間に追われ忙しい現代人だからこそ「マインドフルネス禅」を実践することが必要であり、それによって仕事でのミスを減らすことが期待できるだけではなく、集中力の欠如から生じるストレスを防ぎ、人生を豊かにできると述べています。「今」に集中し、これまで以上に仕事の成果を向上させたいビジネスパーソンの方にぜひ読んでいただきたい一冊です。

著者:酒井 圓弘

1963年、愛知県蒲郡市生まれ。妙乗院住職。
高校卒業後に営業職を経験するも、天台宗の総本山比叡山延暦寺に入山する。1992年に妙乗院に入寺、2005年に第25代住職となる。
アメリカを中心に海外で仏教の教えやマインドフルネスについての講演活動を数多く行うなかで哲学者として高く評価され、2015年にThe Japan Times紙の「100 Next-Era Leaders IN ASIA 2015」、2019年にNew York Times紙の「Next Era Leader’s 2019」に選出される。2023年には世界最大の経済新聞ウォール・ストリート・ジャーナル主催のNew York式典「The Future of Everything」で開催された「Next Era Leader’s AWARD セレモニー」にて「次世代哲学リーダー賞」を受賞した。50歳から本格的に英語を習い始め、講演会の英語を記憶力と集中力により約70分で丸暗記し、大衆の前で話している。また、日米のメディアに多数出演。
仏教や哲学の啓蒙を通して、ストレス社会に生きる現代人の心と体の健康、そして明るい未来をサポートしている。

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